ぐるっと流山 療育支援の講演会

ページ番号28277 更新日 平成18年5月19日

 「流山独自の療育支援の確立」を目指した講演会が開催 福祉や保健の枠を越え、124名が参加

療育支援の講演会に124名が参加

 平成18年5月16日(火曜)、保健センターで「子どものこころのしくみ」について講演会が開催されました。この講演会は、心身の発達や成長に心配のある子どもたちの診療に取り組む、小児科医小泉信彦医師の発案により、流山市医師会(町谷肇彦会長)と流山市の協働により実施されていたもので、職場帰りの午後7時から9時という開催時間にもかかわらず、医師や公立・私立保育園の保育士、小学校・養護学校の教師、心理相談員、栄養士、歯科衛生士、保健師、助産師、看護師など総数124名の参加がありました。


講師の鈴木由美先生

 今回の講師の鈴木由美先生は、臨床心理士・学校心理士・上級教育カウンセラーであり、現在は聖徳大学人文学部児童学科で助教授をされています。先生は現在教育の場で学生と接しているということで、実際に不登校の学生とどのように関わっているか、その関わりのなかでの学生の反応、学生の思いなどの具体的なお話を興味深く、熱心に語られました。


熱心にメモを取る参加者

 また、子どもに関わる大人のこころについても、「出来事が自分を落ち込ませているのではなく、落ち込むような考え方をする自分と向き合うことが大切」と、自分の考え方次第で相手への関わり方も変わってくるというお話がありました。そして自分のこころを知るということで、参加者が先生の示されたものを各自のイメージで絵を描き、その絵の配置などをもとに自己分析をしました。その結果に参加者の皆さんは驚いたり、納得したり、笑ったりと様々な反応がみられました。


「子どものこころのしくみ」についての講演会

 講演後、主催者を代表し、町谷医師会長は「今日の講演で、子どもから大人までのこころのしくみを楽しく分かりやすく説明していただきました。今、子どものこころの問題を早期に発見し、早期から支援していくことが求められてきているので、今回集まった各職種のみなさんが、子どものために協力していきましょう」と呼びかけました。


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