ぐるっと流山　マータイさんからメッセージ

マータイさんからメッセージ届く　流山グリーンフェスティバルに寄せて

　平成18年5月26日（金曜）、国連支援交流協会流山支部（時任きよ子支部長）の皆さんが市長室を訪れ、5月7日に流山おおたかの森駅前で行われた流山グリーンフェスティバルに際してケニアの環境・天然資源副大臣、ワンガリ・マータイさんから流山市民に宛てたメッセージを届けてくださいました。グリーンフェスティバル当日には事務的な手違いから間に合わなかったそうですが、先日、時任さん宛てに届いたマータイさんからの英文のメッセージを市に持参いただきました。

　マータイさんは、平和への貢献と環境保全活動家として初めてのノーベル賞平和受賞者で、「グリーンベルト運動」と「もったいない運動」を推進されている方です。流山市で「もったいない運動」などを推進していた同支部を通じて、流山グリーンフェスティバルにメッセージを寄せてくださったものです。今回送られてきましたメッセージの内容は次のとおりです（本文は英文）。

　『井崎市長、そしてご来賓、ご来場の皆様。本日、流山グリ―ンフェスティバルが開かれますことに心よりお祝いを申し上げます。ふるさとケニアより「ジャンボ！（こんにちは）」と。皆様ご存知のとおり私は、過去2回日本を訪問しましたが、その都度、各地でたくさんのリサイクルへの取り組み、地球温暖化防止への取り組み、そして国土緑化を進める取り組みを目の当たりにし、皆様の緑を広げ、よい環境をつくるという決意にいつも感銘を受けました。また日本の皆様には、私が進めている「モッタイナイ運動」と同様に「グリーンベルト」運動にも力強いご支援をいただいております。グリーンベルト運動に対する皆様からの寄付に御礼申し上げます。

　流山市は、この草の根の、地域的な活動の先頭に立っているに違いありません。流山市の「グリーンチェーン戦略」は、市民の皆様と、関係するさまざまな方々が一体となって協力し、日本の首都圏において環境共生都市を創り上げようとしています。この活動に参加されている方々は、その活動を通して緑を広げ、よい環境をつくろうとしています。それはとても素晴らしいことです。

　この特筆すべき皆様のご努力は、きっと皆様に大きな満足と未来に対する誇りと自信を与えてくれるものと確信しています。私は皆様の挑戦に熱い賞賛を贈りたいと思います。皆様のお働きが成果を生み続けることを願いますと共に、近い将来、すべての皆様とこの素晴らしい流山でお目にかかれることを楽しみにしています。』