ぐるっと流山 家族米づくり講座で稲刈り

ページ番号27713 更新日 平成18年9月13日

家族で稲刈に挑戦 公民館の家族米づくり講座

鎌で一株ずつ丁寧に

 平成18年9月9日(土曜)、西深井の田んぼで、稲刈りが行われ、約50人の家族連れの皆さんが炎天下で汗を流しました。公民館の親子自然体験講座の一環として行われたもので、指導にあたったのは、市民環境フォーラム・流山(土井佳子代表)の皆さん。刈り取った稲を束ねてしばるための藁を腰にさげて、鎌を片手に慣れない手つきで作業に挑戦しました。4月23日の開講から始まり、5月6日に田植えをしたもの。夏場の草取りなどを経て、10月には餅つき(収穫祭)へと進む予定です。


子どもたちは田んぼの生きものに夢中

 子どもたちの中には、お米よりも生き物に関心が向く子も多く、田植えのときからおたまじゃくしやカエル、ザリガニ、そして今回の稲刈りでは、子どもたちが歩くたびに大量に移動するイナゴを捕まえようと虫かごや網を持参の男の子の姿もありました。


親たちも一生懸命に

 この家族自然体験教室は、講師の吉田篤さんらが所属する市民環境フォーラム流山(土井佳子代表)と公民館との共催事業。通称「新川耕地」を会場に、親子で自然体験できる場を行政と市民団体とのコラボレーションで提供していこうと始まったもので、ことしは第3期生。地元の農家に借りた田んぼは1反で、3枚に区画を分け、参加者が秋に米を収穫し、ご飯を食べるためのコシヒカリが2枚と、参加者全員で最終回に餅つき大会をするためのモチゴメ1枚を育てました。


一株ずつ丁寧に刈り取ります

 講師の吉田篤さんは、こうした起農家としての体験などを綴ったエッセーを地元の地方出版社・崙書房から「流山百姓日記」(1260円税込、ふるさと文庫・256頁)を出版しています。また、今回、協働事業を展開された市民環境フォーラム流山の皆さんは、第24回環境講座「流山市民とグリーンのチェーン」を10月8日(日曜)9時30分から初石公民館で開催します。講師は江戸川大学の惠小百合教授です。参加費は300円です。お問い合わせは恵良04-7154―6788へ。


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