ぐるっと流山 成人式実行委員会

ページ番号27649 更新日 平成18年9月13日

成人式の準備進む 実行委員の若者が手づくりで20歳の門出を演出

実行委員の若者が手作り成人式の準備

 来年1月の成人式に向けて、実行委員の若者たちがその準備に追われています。平成19年1月8日(祝日)、文化会館で若者の手づくり成人式「20歳を祝うつどい」が行われます。数年前、官製の成人式での若者の傍若無人ぶりが問題となりましたが、流山市では24年前から新成人自らの手づくり成人式を続けています。毎年、公募や市内中学校推薦の新成人で構成される成人式実行委員会の企画運営で新成人の門出を祝うものです。ことしは、8月4日に29人の委員で発足し、8月22日には、文化会館に委員が集り、卒業した中学校の恩師によるビデオレターの作成などについて話し合われました。


実行委員の若者が手作り成人式の準備

 昭和57年度から行われている手づくりイベントで、これまでも成人式をつくるまでのプロセスを映画化したり、実行委員が取材編集し著名人からお祝いの言葉などを集めた記念誌の発行、はたちの歌をレコーディングしNHKでライブを行うなど若者らしいさまざまな企画を続けてきました。手づくり成人式第1回となった昭和58年1月15日の「20歳を祝うつどい」では、実行委員が映画「青春の門」の上映をはじめドリンクコーナーや着付けコーナーなどを設置し、「仲間がやっている成人式」として好評でした。以来、四半世紀、記念品の選定や招待状のデザイン、司会進行など若い力を結集した成人式が続けられています。


実行委員の若者が手作り成人式の準備

 ことし実行委員長となった保泉綾香さんは「20歳という年齢を社会人として迎える人、学生として迎える人、色々な人がいると思いますが、概して20歳になるということは多くの権利を享受できる一方で、今までは免除されてきた様々な義務を負い、責任をとらなければいけなくなることだと思います。今まで両親の庇護の下に暮らして来た私たちが、主体的に生きるーすなわち自分で考え、自分の意思で行動し、その結果に責任を取る覚悟で生きることへの転換点としての成人式を目指したいと思います。また、利害関係を考えずに生涯付き合っていける友人としての、中学時代の友人たちとの集いの場としての成人式でもありたいと考えています」と語ってくださいました。次回の成人式実行委員会は、9月19日(火曜)に行われるそうです。若者らしい熱意と工夫の成人式がいまから楽しみです。


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