ぐるっと流山 環境講座「流山市民とグリーンのチェーン」

ページ番号27587 更新日 平成18年10月10日

第24回環境講座「流山市民とグリーンのチェーン」 江戸川大学の惠小百合教授を招き講演会

講演する惠教授

 平成18年10月8日(日曜)、初石公民館で「流山市民とグリーンのチェーン」と題した講演会が行なわれました。講師に江戸川大学惠小百合教授をお招きして、市民環境フォーラム・流山(土井佳子代表)が主催した環境講座で、今回で24回目を迎えました。約30人の参加者は3時間におよぶ講演会に熱心に聴き入っていました。


水や木との共存をと訴える惠教授

 惠教授は、環境を守ろうと活動を始めると必ず「妨害のための妨害」をしてくるような底意地の悪い動きもあるが、あきらめず、わかりやすく、粘り強く訴え続けるのが近道と言います。「環境を守れ」と言うのではなく、「代替案を提示する」のが大切と強調しました。かつて「水ガキ」と呼ばれた川や沼で遊ぶ子どもたちが減って、大人も子どもも川や沼に関心がなくなって、水質にも目がいかなくなったと訴え、水や木と共存を考える感性と行動が重要ではないかと投げかけました。


熱心に聞き入る参加者達

 市が進めている流山グリーンチェーン戦略は、開発によって減った緑を修復して、その緑の力と価値を連鎖させようとする素晴らしいものと評価したうえで、学生にまちづくりや環境保護に参画させたいと意欲的でした。また、「木遣いのまち」を進めたいと訴え、木を切る道具を使える人や、道具をつくる人が減って、森林の木を切らないため、太れない木は光を求めて上にだけ伸び、土は痩せてしまっていると警鐘を鳴らしました。


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