ぐるっと流山　東葛国際映画祭

東葛国際映画祭　開幕　哀川翔さんらが駆け付ける

　平成18年10月14日（土曜）、市生涯学習センターなどで東葛国際映画祭が開幕しました。2004年には東葛シネマナイトとして東葛地域で撮影された「カロン」の上映に始まり、2005年には東葛映画祭として流山市、我孫子市、柏市、野田市、松戸市の各会場で招待映画の上映を行い、ことしは、初の国際映画祭として新たにコンペティションを行うことになりました。

　コンペティションでは世界約30カ国から約90作品の応募があり、最終審査に残った5作品を東葛国際映画祭の期間中に上映し、専門の審査員によりグランプリを決定します。また、一般来場者の投票による観客賞もありますので主催する実行委員会（武田正光会長）は「ぜひ、観に来ていただき投票してください」と呼びかけています。

　14日にはオープニングイベントが、流山市生涯学習センターで行われました。オープニングイベントでは、今回の上映作品の監督や出演者の皆さんからのあいさつがあり、俳優の哀川翔さんにはトークライブをしていただきました。哀川翔さんには昨年も映画祭に協力をいただき、今年も昨年以上にご協力をいただいたそうです。

　翌15日（日曜）には、同じく流山市生涯学習センターでコンペ作品3作品と招待作品1作品が上映されました。招待作品「みずうみ」には安達正軌監督、出演者の笠原紳司さんに来ていただき、舞台挨拶をしていただきました。

　笠原紳司さんからは「東葛国際映画祭は手作り感があり、とてもアットホームな雰囲気で親しみが持てました。映画祭から国際映画祭になり、まだまだ始まったばかりですが、今後に期待が持てます。今回上映した『みずうみ』は命がテーマ。命の大切さを感じ、前向きに生きることや人と人との大切さを感じていただきたいのでぜひご覧ください。」とコメントをいただきました。

　東葛国際映画祭は10月22日（日曜）まで続きます。最終日にはグランプリの発表・上映、俳優の水野美紀さんによるトークセッションが柏で予定されています。日程、上映作品等の詳細については、東葛国際映画祭ホームページでご覧ください。