ぐるっと流山　第10回駅コン

第10回流山おおたかの森駅コンサート　駅コン1周年を記念して人気のジャズ

　平成18年10月19日（木曜）夜、TXと東武野田線を結ぶ流山おおたかの森駅自由通路で第10回駅コンサートが行われました。昨年10月、同駅自由通路で第1回のモンゴル音楽コンサートを開催してからちょうど1周年を迎えました。自由通路は風が通って1月、2月は寒いため開催していないことから1周年で10回目となったものです。

　若手ジャズヴォーカリストナンバーワンの渡辺明日香さんをメインに、吉岡秀晃さんのピアノ、横山裕さんのベース、そしてドラムスは植村良高さんという豪華なトリオの演奏でパワフルなステージを披露していただきました。ピーク時で一度に約1000人、延べ約1500人にお立ち寄りいただきました。渡辺さんは、客席に降りて「ルート66」を披露するなどサービスも満点で、コンサート後はサインや握手を求める行列ができました。

　「酒とバラの日々」をはじめ「枯葉」や「オーバー・ザ・レインボー」など約90分間、心に響くスタンダードナンバーをお届けしました。駅コンサートに初めて生ピアノを運び込んでの迫力ある演奏にアンコールやスタンディングオーベーション、拍手が鳴り止まないほどの好評をいただきました。

　TX沿線で乗降客数が3番目に多い流山おおたかの森駅で、通勤・通学の帰りに一日の疲れを癒していただこうと始まった駅コンサート。沖縄ポップスやクラシック、ハンドベル、ブラスバンドなどさまざまな生演奏を提供してきたのは、流山おおたかの森駅コンサート実行委員会（宮原哲也委員長）の皆さん。

　　今回のコンサートは、NHK千葉放送局のTVクルーが取材に訪れ、翌20日朝のNHK総合（1ch）のニュースで2回ほど放送され、駅の利用者にひとときの憩いを与えるコンサートと紹介されていました。また、コンサートを見にいらした市民お二人が、NHKのインタビューに答え「いいですよ、会社帰りに見れて素敵です」、「リズミカルで躍動感があって非常にいい」と語っていらっしゃいました。

　次回の流山おおたかの森駅コンサートは、流山在住の木村弓さんを迎え「ぬくもりチャリティコンサート」を開催します。映画「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」や「ハウルの動く城」の「世界の約束」などに代表される木村弓さんの世界をお楽しみください。

　第11回駅コンサートは、難病の子ども達の夢や希望を叶え、生きる力や勇気をもってもらいたいと活動している「メイク・ア・ウィッシュオブジャパン」の活動支援として作成されたアルバム「翼」の発表を記念して開催されます。11月5日(日曜)14時からと17時からの2回ステージで、木村弓さん（歌とライヤー）と塩入俊哉さん（ピアノ）が出演します。入場料無料、申し込み不要ですが、入場は各回とも開演の1時間前からの開場となります。お問い合わせはマーケティング課04－7150―6308へ。