ぐるっと流山 歯の健康づくり日本一

ページ番号27454 更新日 平成18年10月25日

日本一を井崎市長に報告 西深井小の歯の健康づくり

表彰状

 平成18年10月23日(月曜)、西深井小学校の愛宕校長と養護教諭の切久保教諭が市長室を訪れました。児童の歯の健康づくりに力を入れている西深井小学校(愛宕道行校長・児童数296人)が10月19日、浦安市のシェラトンホテルで行われた第45回全日本学校歯科保健優良校表彰式で社団法人日本学校歯科医会(松島悌二会長)からの最優秀賞と、文部科学省からの文部科学大臣表彰をダブル受賞したことからその報告に訪問したものです。西深井小学校では、子どもたち自らが健康に関心を持ち、進んで健康づくりに取り組めるよう学校歯科医の蔦森謙治医師の指導・協力を得て、養護教諭らを中心に全校をあげて取り組んでいます。井崎市長は、「子どもたちの健康のために教育委員会や学校現場と一緒にこれからも市をあげてさまざまな施策に取り組んでいきましょう」と協力を呼び掛けました。


市長室で報告

 保健委員会の児童たちは、紙粘土で歯の形をつくり、歯に顔を描いた「キラ歯マン」というオリジナルキャラクターを考案して携帯ストラップを作成。栄養士は、給食の献立に昆布や魚を入れてよく噛むように児童に指導しています。10月23日には、総合学習の一環として素手で直接魚に触れる「体験タッチプール」を行い、実際に生きている魚を板前さんに指導してもらいながらさばいて、給食の献立となる魚について考えました。給食が終わると児童が歌った歯磨きの歌のCDを流して、この歌に合わせて歯磨きを行っています。養護教諭の切久保由美教諭は、せっかく学校で歯磨きを励行しても家庭に帰って食べたままでは、せっかくの努力がむだになってしまうと「保健だより」で歯の健康などについて保護者にもお知らせし、毎年11月には保護者対象の講習会も開催しています。ことしは、11月30日のミニ集会で、蔦森医師をお招きして地域に開かれた講演会を開催する予定です。


歯科検診

 同校では、全校児童のうち103人は小学校入学以来虫歯がない健康な歯の持ち主。6年生の永久歯でのDMF本数(虫歯になったことがある歯の数)の平均は0・5本と低いそうです。市では、小学生対象に唾液から口内を調べるRDテストを、中学生に歯周病の検査をするなど歯の健康に力を入れています。また、3年前からは、流山市歯科医師会が市民に開放した健康講演会を開催しています。11月3日にTX流山セントラルパーク駅から総合運動公園にかけて行われる流山市民まつりでは、歯科医14人が無料検診を行い、歯科衛生への啓発も行う予定です。なお、「広報ながれやま10月15日号」でもお知らせしましたが、市では、来年1月に市制施行40周年を迎えることから「健康都市宣言」を行おうと、宣言文案に対する意見募集などを行っています。


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