ぐるっと流山 初石東地区の防災訓練

ページ番号27362 更新日 平成18年10月30日

初石東地区自治会連絡協議会の発災対応型防災訓練                               突然の地震に対する臨機応変な対応を学びました

初期消火の訓練

 平成18年10月29日、初石東地区で発災対応型防災訓練が行われました。発災対応型防災訓練とは、従来の防災訓練と異なり、会場に集まってから訓練をするのではなく、自宅で急な地震に遭ったことを想定して訓練を行うものです。今回は、市内で震度6強の地震が発生したことを想定して、自宅のガスや電気などを切ってから、避難場所に集合しました。


怪我人の救助訓練

 訓練に参加したのは、初石東地区自治会連絡協議会(鈴木六郎会長)の各自治会。各自治会は、それぞれの自治会内で、火災発生時の消火訓練や、倒壊した家屋からの救出訓練などを行いました。緊急時の担架の作り方や、ロープの使い方、ダンボールを使っての骨折の応急処置の方法など、道具が無いときの対処の仕方を参加した皆さんは真剣に学んでいました。


各自治会が公園に集合

 その後、全自治会が初石1号公園に避難し、渋谷北消防署長や小倉消防団第5方面隊長の講評を受けました。渋谷消防署長は「実際の災害の場合は、焦らずに臨機応変な対応が必要になります。発災対応型の訓練にまだ対応できていない自治会も見受けられましたが、今後さらなる工夫で訓練していただければと思います」と述べました。


北消防署から講評

 また、災害時の物資等が届く前の初期段階を想定し、ビニールとダンボールを使った簡易トイレの作り方など、珍しい講習も行われました。大勢の被害者を出した新潟県中越地震から2年。いざというときに被害をできるだけ抑えるためにどうしたらよいのか。普段からの訓練と心掛けが重要です。


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