ぐるっと流山 流山おやこ劇場20周年

ページ番号27360 更新日 平成18年10月30日

流山おやこ劇場が20周年&NPO法人化を祝う 記念して米村でんじろうサイエンスショーも企画

設立20周年記念祝賀会

 「子どもたちに夢を!たくましく豊かな創造性を!」を合言葉に、1986年に発足し、子どもたちにとって、より良い文化環境作りのための活動をしている流山おやこ劇場(吉川喜代美理事長)が創設20周年を記念して、NPO(特定非営利活動)法人格を取得し、祝う会が10月29日(日曜)、生涯学習センターで開催されました。祝う会には、井崎市長や岩佐祥一流山青年会議所理事長、伊勢良一まちネット流山代表、佐藤元子流山市国際交流協会長、渡邊義正流山市観光協会専務理事、武田正光NPO法人流山フィルムワークス理事長ら多くの関係者がお祝いに駆けつけました。子どもが小さいときに会員だったという井崎市長は、「流山に転入したばかりで、子どもを通じて地域の輪が広がり、舞台鑑賞を一緒に楽しめ、流山おやこ劇場には感謝しています」と思い出を語りました。


おいけ家金魚さん

 この日は、流山市内在住の落語家・おいけ家金魚さんが、「鶴」というおめでたい小噺を披露。立食パーティ会場に作られた高座にあがって、軽妙な話術で会場をわかせました。おいけ家金魚さんは「手打ち蕎麦八十八(やそはち)」(東武野田線江戸川台東口1分)で3か月に1度定期的に開催されている「蕎麦と落語の会」にレギュラー出演していて、次回は平成19年1月20日(土曜)13時から出演されるそうです。「子ども劇場」や「おやこ劇場」などの活動は、1966年、九州福岡で始まり、現在、北海道から沖縄まで全国に広がっています。 流山おやこ劇場では「いっしょに楽しもうという方なら、いつでもどなたでも会員になれます」と参加を呼び掛けています。


新しくできた流山おやこ劇場のロゴ

 席上、会員の古賀典子さんがデザインした、家族が飛行船に乗ったイラストにNPO流山おやこ劇場と描かれたロゴも披露されました。この日は、祝う会が終了した夕方6時30分から、同センターのホールで流山おやこ劇場第145回鑑賞例会「松元ヒロソロライブ」が行われました。時事ネタひとり芝居パフォーマンスで、社会風刺も利かせた大人も楽しめる舞台でした。「心を育む芸術・文化」活動として、「都心まで出かけなくても、身近なところで、プロの生の舞台を味わえる」と同NPOでは、親子で一緒に楽しめる舞台鑑賞会を20年間続けています。会員は、「舞台を観たあとは、なんだかやさしい気持ちになれます。ときには勇気がでてくることも」と生の舞台が持つ迫力を強調しています。作品は、舞台劇、人形劇、音楽、時には古典芸能やバレエなどさまざまです。

 一方、最近では大人向けの講座など活動の幅を広げ、同NPO主催の「子育て応援者養成講座」が、10月22日(日曜)から市生涯学習センターで始まっています。全5回シリーズの講座で、市や市教委が後援しています。「お母さんの今を丸ごと受け入れる子育て応援者を流山市いっぱいに」とのキャッチフレーズで開催している同講座は、公募、公開審査による流山市民活動団体公益事業補助金を得て行っています。次回は、11月5日(日曜)10時から早稲田大学教授で医学博士の前橋明さんを講師に「子どもの心の発達とメディア」について公開講座を行います。


祝賀会の様子

 さらに、公民館との共催で、「米村でんじろうサイエンスショー」を開催します。流山市制施行40周年と流山おやこ劇場設立20周年を記念して、市民団体と行政との協働で行われるものです。テレビでおなじみの「でんじろう先生」の驚きのサイエンスショーで、科学の楽しさを味わってみてはいかがでしょう。開催は、平成19年2月4日(日曜)14時からで、会場は、文化会館ホール。チケットは、全席指定で、子ども(4歳~中学生)2000円(当日売りは2500円)、大人2500円(当日売りは3000円)。チケット販売は11月17日(金曜)から、文化会館、各公民館、南流山センターで、またはNPO法人流山おやこ劇場、チケットぴあで前売り開始です。お問い合わせは、文化会館04-7158―3462、または、NPO法人流山おやこ劇場04-7152―0446(月・水・金曜10時~15時)へ。


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