ぐるっと流山 第11回流山おおたかの森駅コンサート

ページ番号27337 更新日 平成18年11月6日

駅コン~木村弓さんの歌声に2300人 難病の子どもたちに夢をーと新曲「翼」を披露

木村弓さんの歌声が流山おおたかの森駅に

 11月5日(日曜)、流山おおたかの森駅自由通路で木村弓さんをお招きして駅コンサートが行われました。日曜日の午後2時と5時の2回、ファミリー層を中心としたコンサートです。2300人の家族連れの皆さんは木村弓さんの透きとおった歌声を堪能しました。「星に願いを」、「いつも何度でも」、「翼」、「さとうきび畑」、「アルハンブラの想い出」、「雨にぬれても」、「世界の約束」などを塩入俊哉さんのピアノと木村弓さんの歌とライヤー(竪琴)の美しい響きで楽しんだ第11回流山おおたかの森駅コンサート。


自由通路は観客でいっぱいに

今回のコンサートは、難病の子ども達の夢や希望を叶え、子ども達に生きる力や勇気をもってもらいたいと活動している「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン」(非営利ボランティア団体)の活動支援として作成されたアルバム「翼」の制作を記念して開催されました。木村弓さんは、2001年、宮崎駿監督作品「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」を作曲して歌い、日本レコード大賞金賞を受賞。2002年に第56回毎日映画コンクール音楽賞、日本アカデミー賞主題歌賞受賞。2004年には詩人谷川俊太郎氏と初めて共作し収録した「世界の約束」が再び宮崎監督の「ハウルの動く城」の主題歌として採用されました。そして、ことし10月25日に発表されたアルバム「翼」は、収益の一部がメイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパンに寄付されます。


木村さんと握手する笑顔の子どもたち

 向小金から会場にいらした坂元毅さんは映画「千と千尋の神隠し」やその主題歌「いつも何度でも」が好きで、2歳5か月のお嬢さんに「ちひろ」さんと名付けられたそうです。「広報ながれやま」でコンサートを知って、祖父母とご両親、そして、ちひろさんの5人でコンサート会場を訪れた坂元さんは「流山市民でよかった」と語ってくださいました。松戸からいらしていた直井朱美さんは、5歳の美都穂さんと一緒に会場を訪れ、「木村さんの澄んだ歌声に心が温かくなりました。これからも心癒される歌を歌い続けていただきたい」と感想を聞かせてくださいました。江戸川台からいらした佐々木良さんはお連れ合いと生後4か月の湊太郎さんが乗るベビーカーを押しながら「初めて駅コンサートに来ましたが、素晴らしい企画ですね」と語ってくださいました。


ライアーの美しい響きと透きとおるような弓さんの歌声

 今回の流山おおたかの森駅コンサートは、自由通路にいすを500脚設置しましたが、立ち見のお客様がいらっしゃるほどの人気で、特に2時からの「昼の部」では、約1500人がいらっしゃいました。このコンサートは、昨年8月に開通した流山おおたかの森駅の自由通路で、「仕事帰りや学校帰りの乗降客の方々に1日の疲れを癒していただけるコンサートを」と、昨年10月から同コンサート実行委員会(宮原哲也会長)の主催で始められ、「駅コン」と愛称で親しまれています。第1回の駅コンは、モンゴルの馬頭琴を中心としたコンサートで、モンゴルの心臓病の子どもたちを救おうというチャリティで開催されました。今回のコンサートも難病の子どもたちを支援するボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン」のテーマソングとして、木村さん自ら作曲した新曲の「翼」を披露するなどコンサートを通して社会貢献にも力を入れています。


ぬくもりを感じたコンサート

 このコンサートの模様は、地元ケーブルテレビのJCNコアラで11月6日(月曜)18時30分から(同日再放送あり、また、土曜・日曜にダイジェスト版としても再放送)放送されます。また、ケーブルテレビ地域外の方などはブロードバンドコアラでインターネットを利用してご覧いただける場合もございます。次回の流山おおたかの森駅コンサートは、12月9日(土曜)の開催で今回同様2ステージです。1回目が16時から、2回目が17時30分からで、ゴスペルグループ「アフロタチバナ」などが出演予定です。お問い合わせはマーケティング課04-7150-6308へ。


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