ぐるっと流山 スペシャルオリンピックスでメダル

ページ番号27197 更新日 平成18年11月17日

ハンディを越えて スペシャルオリンピックスで3種目メダル獲得

榎戸さんが市長室を訪問

 平成18年11月16日(木曜)、高校1年生の榎戸美貴さんが市長室を訪問し、スペシャルオリンピックスでの成績を報告しました。榎戸さんは、11月3日から5日まで熊本で開催された「2006年第4回スペシャルオリンピックス日本夏季大会ナショナルゲーム熊本」に体操競技で出場し、床運動と跳馬が金メダル、平均台が銅メダルの3種目入賞を果たしました。現在は、来年10月に上海で開催される世界大会を目指して練習に励んでいるそうです。


大会での榎戸さん

 スペシャルオリンピックスは、知的発達障害のある人が、さまざまなオリンピック形式のスポーツ・トレーニングや競技会に年間を通じて参加できるようにすることにより、彼らが健康を増進し、勇気を示し、喜びを感じ、家族や他のアスリート、そして地域の人たちと能力、技術、友情を分かち合う機会を継続的に提供するために開催されているものです。


メダルを下げた美貴さん

 榎戸さんは、流山市立新川小学校から同北部中学校を卒業して、今春から流山北高等学校に通っています。ダウン症というハンディと向き合いながら、幼稚園のころからスポーツクラブで体操を始め、新川小では体操部に、北部中ではテニス部に、そして現在は流山北高校で茶道部に所属し、学校生活を謳歌する一方、スペシャルオリンピックス東京でも体操の練習に汗を流しています。また、ハンディを持ちながらも自立した生活をめざして、小学1年生からピアノを習い始め、高校に入学してからは習字にも取り組んでいます。さらに、学習面では2歳から公文式の学習を始め、中学2年生から柏教育トレーニングセンターで学んでいます。いずれも現在まで継続しながら、より実社会に近い環境での生活に心がけているそうです。


市長と握手する榎戸さん

 これまでの榎戸さんの並々ならない頑張りを伺った井崎市長は、「榎戸さんの可能性がもっと広がるように、そして世界大会出場という大きな目標に向かって練習に励んでください」と激励しました。榎戸さんも、「練習は楽しいです。これからも頑張ります」と元気に返事をされていました。ハンディがありながらも、高校の普通学級で学び、自分の可能性に挑戦しながら自立した生活をめざす榎戸美貴さんの今後のご活躍に期待します。


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