ぐるっと流山　子育てサロンで茶道

子育てサロンで茶道を楽しむ　日本文化に触れる落ち着いたひとときを

　11月17日（金曜）、文化会館3階の中央公民館和室で子育てサロンが行われ、乳幼児とそのお母さん14組が、裏千家の今村宗縒(そうじ)さんを招いて茶道を楽しみました。日頃、子育てや家事に忙しいお母さんたちに、文化の秋を楽しみながらゆったりと落ち着いたひとときを過ごしていただこうと「公民館保育ボランティアひだまり」の皆さんが企画しました。

　初めての茶道ということもあり、いつもの子育てサロンより大きなお子さんが参加してくれました。7組ずつ2回に分けてお茶をいただきました。今村さんから「子どもがいてもこのようなひと時を楽しんで欲しい。また、将来、お子さんの手が離れてからもお茶に親しんでほしい」とお話がありました。

　お抹茶は小山園(松柏)、 お菓子は亀屋(どら焼き)・末富(ふのやき)。着物姿の講師に、会場には、武者小路実篤の「天に星　地に花　人に愛」の掛け軸、お香、竹花入に季節の花と雰囲気も作法も本格的。講師は、子どもたちに「ここでお辞儀をしましょう」、「お菓子を食べていいのよ」とやさしく声をかけてくださいました。

　最初は戸惑っている様子だった子どもたちも少しずつ落ち着いてお茶を楽しんでいました。お茶を飲んだとたんに、にがそうに顔をしかめる子や「おいしい！」と言って飲み干す子などさまざま。普段、忙しくしているお母さんが落ち着いてゆったり楽しんでいると、子どもも安心して楽しめるようです。次回の子育てサロンは、12月8日（金曜）10時30分から文化会館3階のひだまりルームで「みんなでつくるクリスマス」で、材料費は100円です。お申し込みは文化会館04－7158－3462へ。