ぐるっと流山 横田めぐみさんの写真展

ページ番号26778 更新日 平成18年11月27日

横田めぐみさん写真展始まる 市役所ロビーで12月1日まで

ロビーのテレビではビデオも放映

 平成18年12月4日から10日まで人権週間です。人権週間に先立ち11月27日(月曜)から12月1日(金曜)まで流山市役所ロビーで「横田めぐみさんの写真展」が行われます。松戸人権擁護委員協議会流山部会(米山孝平部会長)が、あさがおの会の協力を得て開催したものです。ことし6月に「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行され、12月10日から16日まで「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」と定められました。


クリスマスツリーにブルーリボンも

今回、ご協力いただいた「あさがおの会」は、03年5月、横田ご夫妻と同じマンションにお住まいの方々の有志が、ご夫妻の拉致被害者救出活動を身近で支援するために設立した団体です。横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されるまでの、13年間の笑顔あふれる家族の様子を伝える「めぐみちゃんと家族のメッセージ 横田滋写真展」(主催・あさがおの会、共催・朝日新聞社)が、ことし6月14日から同20日高島屋柏店で行われた際に、初日に会場を訪れた井崎市長が、あさがおの会の森聡美さんにこれまでの流山市の取り組みをお話しさせていただき無償で20点の写真をお借しいただけたことから開催となりました。会場には11月25日から公開されている映画「めぐみ~引き裂かれた家族の30年」のポスターやチラシ、さらに市役所ロビーに設置されたテレビでは「めぐみちゃん~家族と過ごした13年」(13分)もご覧いただけます。


めぐみさん写真展

 流山市の人権擁護委員は、拉致は人権侵害という思いから平成15年度より市役所ロビーに白いクリスマスツリーを設置し、拉致問題の早期解決と被害者の無事救出を祈ってツリーにブルーリボンを結んでもらう募金活動などを展開してきました。これは、平成15年11月、市内にある江戸川大学の学園祭で横田滋さんと会った井崎市長が「年末やクリスマスなどで街がにぎやかになっても拉致問題が忘れられないようクリスマスツリーにブルーリボンを結んで無事救出を祈りましょう」と提案したことがきっかけとなって始まった運動です。ことしは、東武野田線初石駅の東口と西口の両駅前商店会(初石駅前商店会および東初石商店会)も合同で募金活動を計画しています(12月1日から10日までの歳末大売出しで従来の抽選会に加え、拉致被害者の会への募金活動を行い、募金協力者にブルーリボンをプレゼント)。


めぐみさん写真展

 市役所ロビーでは、ことしも横田めぐみさんの写真展が始まる11月27日(月曜)からブルーリボンクリスマスツリーを設置しています。横田ご夫妻は今回の写真展に「私達がどこのご家庭にもある様なありふれた、そして少し気恥ずかしい写真を皆様の前にお出しする決心をしたのは、これらの写真をご覧戴いて、めぐみが決して特別な子どもなのではなく、めぐみが他のあらゆる子どもと同様家族にとって掛け替えのない存在であり、それを北朝鮮の国家犯罪という突然の暴力によって連れ去られてしまったのだと云うことを改めて知って戴きたいと思ったからです。私達が慈しみ育てた娘は、29年間という気の遠くなる様な長きに渡って、北朝鮮という異国に末だ捕らわれています。めぐみが北朝鮮で撮られた写真はなんと哀しい目をしていることでしょう。あんなに明るかった娘がなんと寂しく、不安に満ちた表情をしているのでしょう。どんなに悲しく、恐ろしく、辛かったことでしょう。私達は突然奪い去られた我が子をただただ返して欲しいと願って活動を続けてきました。私達はめぐみをはじめとする全ての被害者が一刻も早く家族の元に返れることを、また、このような活動をせずに、かつて過ごした様な平穏な生活をめぐみと共に送れるようになることを願ってやみません。」と思いを寄せていらっしゃいます。写真展は期間中午前8時30分から17時20分までです。ぜひ、この機会にご覧ください。


20点の写真が展示

 また、12月2日(土曜)14時~16時、南流山センターで、松戸人権擁護委員協議会流山部会では、拉致被害者家族会代表の横田滋さん・早紀江さん夫妻を講師にお招きして人権講演会を開催します。演題は「家族の絆と人権」。写真展や講演会は無料で、申し込みも不要ですが、駐車場が狭いため電車(JR南流山・TX南流山から徒歩3分)やバス(東武イースト南流山駅前バス停から徒歩3分)でのご来場をお願いします。お問い合わせは秘書広報課04-7150―6063へ。


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