ぐるっと流山 利根運河の写真展
ページ番号26654 更新日 平成18年12月11日
利根運河の写真展 15日まで市役所ロビーで開催
きょう平成18年12月11日(月曜)から15日(金曜)まで市役所のロビーで100点を越える利根運河の写真が展示されています。ことし5月21日、利根運河の生態系を守る会が主催した「利根運河写撮るウオーク」で参加者が撮った写真をはじめ、主催した同会の会員がこれまでに撮りためた写真などが展示されています。
会場には、「選奨土木遺産銘版」も展示されています。これは、ことし9月に利根運河が(社)土木学会(濱田政則会長)で選奨土木遺産に認定され、このほど同会から認定証が贈られたことから、市観光協会(石井享会長)が銘版を作成し市に寄贈したものです。展示されている銘版は、ことし3月に観光立県ちばモデル推進事業のひとつとして整備されたポケットパーク「眺望の丘」に設置される予定です。
市では、平成16~17年度に利根運河が観光立県千葉モデル推進事業の指定を受け、市観光協会や利根運河観光地づくり検討委員会を中心に、市民の皆さんと行政が協働し、利根運河の資源を活用し、さらに魅力ある観光地にしようとさまざまな活動を続けてきました。利根運河は、柏市舟戸から流山市深井新田を結ぶ全長約8・5キロメートルの運河で、オランダ人技師A.T.L.ローウェン・ホルスト・ムルデル(1841~1901)の設計によってつくられ、明治23年に開通しました。いまは、交通としての役割を終えましたが、緑豊かな憩いの場として、広く市民の皆さんに親しまれています。
主催した利根運河の生態系を守る会(田中利勝代表)は、ことし8月、市民活動団体公益事業補助金を得て「利根運河の花ごよみ」を刊行し、「学校や図書館などで活用してほしい」と85冊を寄贈くださいました。流山市内に事務局を置く同会は、明治の水運の土木遺産である利根運河とこれに隣接する湿地、水田、水路、斜面林、畑など豊かな自然と生態系を守り後世に引き継いでいくことを目的に平成11年に設立された市民団体です。同会では12月16日(土)には利根運河・理窓公園に冬の野鳥を訪ねてという観察会を開催します(9時運河駅集合)。お問い合わせは小瀧04-7153-9955へ。
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