ぐるっと流山 繁殖犬ディディが出産

ページ番号26531 更新日 平成19年1月11日

ディディにかわいい赤ちゃん 繁殖犬飼育ボランティアの竹村さん宅

生後10日の子犬たち

 繁殖犬ディディにかわいい子犬が生まれました。ディディは、東深井の竹村和来子さんが(財)日本盲導犬協会から預かっている4歳のラブラドール・レトリーバーです。竹村さんは、ボランティアに応募して、勉強してからディディを預かりました。普段は一般の家庭犬です。「犬は安産だから放っておいても大丈夫と言う人もいますが、お産での取り上げは大変」と語ります。預かっている犬ということもあり健康管理に気を遣うそうです。


母乳を与えるディディ

 出産してから2か月くらいはディディと一緒に子育てをして、離乳食もよくふやかして1粒ずつ与えます。ディディは、これまでに日本盲導犬協会で1回、竹村さん宅で2回出産し、1回目が6頭、2回目が7頭、3回目が5頭生まれました。今回は、昨年12月25日(月)に3頭のメスの赤ちゃんが生まれました。


愛くるしい赤ちゃん犬

 昨年11月15日号の広報ながれやまの盲導犬特集の際に「年末にディディがまた出産するかもしれない」とご紹介させていただいてから、広報を読まれた方々から「まだですか」といったお問い合わせをいただいていました。今回、撮影にお邪魔したのは、誕生10日目の1月4日(木)。生まれたときには540グラム~580グラムだった3頭の子犬は、10日目で1340グラム~1420グラムに育っていました。今はまだディディの母乳だけですが、4週目くらいから離乳食を与え、55日~60日に日本盲導犬協会へ戻り、子犬たちの個性を確認してパピーウォーカーのお宅に約1年間預けられます。その後、訓練所での訓練を行い、目の不自由な方々のパートナーとしての生活が始まります。


授乳するディディ

 市内では2頭の盲導犬が目の不自由な方と一緒に生活しています。国内で活躍中の盲導犬は952頭、年間約120頭が育成されていますが、盲導犬希望者は7800人いると言われ、とても需要に供給が合わない現状です。目の不自由な方は約30万人いらして、そのうち約10万人は全盲の方です。身体障害者補助犬法が平成15年10月から完全実施され、不特定多数の人が出入りするスーパーや商店などで補助犬を伴った障害者の入店を拒むことはできません。盲導犬などの補助犬にご理解を。


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