ぐるっと流山 流山ウオーク

ページ番号25645 更新日 平成19年3月26日

近藤勇と小林一茶を訪ねる流山ウォーク 4月1日から「新選組・撮影小道具展」も開催

旧流山地区をウオーク

 平成19年3月24日(土曜)にはJR東日本が主催する「駅からハイキング」として、「近藤勇と小林一茶を訪ねる流山ウォーク」が南流山駅前から行われました。南流山駅から徒歩で左甚五郎の作と伝えられる流山の民話「目つぶしの鴨」などで親しまれている桜の名所・東福寺を見学し、市総合運動公園を経て、市立博物館で今回のウォーキングのテーマでもある近藤勇と小林一茶について学び、浅間神社を経て新選組局長近藤勇陣屋跡を見学し、4月8日には勇忌が行われる長流寺をまわって、一茶双樹記念館で3月末まで開催中の「一茶とかえる展」を見学。


一茶とかえる展

 道を挟んで向かいの杜のアトリエ黎明で俳人・小林一茶を縁として姉妹都市関係にある長野県信濃町の観光展を観ながら、当日に限り半額サービスというコーヒーをいただき、一茶と双樹の連句碑がある光明院と、隣接する赤城神社を訪ねました。ここから菜の花で黄色に染まる江戸川堤を歩いて再び南流山駅へ向かいました。地元では「旧流山地区」の愛称で親しまれている今回の散策コースは、神社仏閣や伝統ある商店などが軒を並べる歴史のある町並み。細い生活道路は、マップ片手にデイバッグを背負ったウォーキング愛好者でいっぱいになりました。今回のコースは約9キロを3時間程度で歩くコースで2000人の定員はすぐにいっぱいになったそうです。


市外・県外から大勢が参加

 千葉市から参加された今井真次さんとタエ子ご夫妻は「流山には初めて来ましたが緑が豊かで落ち着いた街」と流山の感想を聞かせてくださいました。また、埼玉県蕨市から参加された小学校2年生の斉藤美侑(8)さんと祖母の幸子さんは「一昨日、NHKニュースで流山おおたかの森を見て、開発が進む新しい街という印象を持って参加しましたが、一歩まちに入ると歴史が息づく伝統ある街で驚きました」と語ってくださいました。群馬県渋川市から参加された石塚経子さんは「路傍に庚申塔などがひっそり建っていて、ちゃんと管理されているのを見ると、流山の人のやさしい心を感じます」と語ってくださいました。


流山の歴史を満喫

 今回、約2000人のウォーキング愛好者が訪れた一茶双樹記念館では、4月1日(日曜)から13日(金曜)の9時から16時50分まで「新選組・撮影小道具展」を開催します。入場料は大人100円、子ども50円。撮影小道具は、半纏、近藤勇鎖頭巾、呂塗り兜掛け、黒糸巻柄虎徹身大刀、天然理心流木刀、誠弓張り提灯などが展示されます。流山は、新選組局長近藤勇と副局長土方歳三が最期のときを過ごした新選組ファンにとっての聖地です。また、4月8日(日曜)に長流寺や流山市商工会館で第4回勇忌が開催されます。勇忌は、NHK大河ドラマ「新選組!」が放送された平成16年から流山で続けられているもので、新選組局長・近藤勇が、この地を戦禍に巻き込まないために官軍に自首したと伝えられる流山で、市民の皆さんの手によって続けられています(問い合わせは流山歴史文化研究会・渡邊さん090-4674-5517)。

 


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