ぐるっと流山 日曜情報センターでMOTTAINAIキャンペーン

ページ番号25336 更新日 平成19年5月1日

林家ライス・カレー子さんら招きMOTTAINAI 日曜情報センターで環境漫談やコンサート

もったいないをキャンペーン

 日曜情報センターで4月29日(日曜)、「MOTTAINAIキャンペーン」が開催され多くの買い物客などがコンサートや漫談などを通して環境を学びました。おおたかの森S・C3階流山市出張所ロビーを使って、日曜や祝日だけオープンする日曜情報センター。8回目となったこの日は、林家ライス・カレー子さんの環境漫談をはじめアントニオ斉藤さんによるヴァイオリンミニコンサート、環境映画「静かなる革命」のビデオ視聴やMOTTAINAIアート展などをNPO国連支援交流協会流山支部が企画・運営しました。


林家ライス・カレー子さんの環境漫談

 主催したNPO法人国連支援交流協会流山支部(時任きよ子支部長)は2000年に設立され、国際貢献や環境問題などに取り組み、30人の会員が「アフガニスタン復興」や「たばこと健康」など年間テーマを決め、講演会の開催やチャリティフリーマーケットなどで精力的に活動しています。時任支部長をはじめ井崎市長らは昨年、マータイさんが推進しているグリーンベルト運動と流山市が進めているグリーンチェーン戦略の関係からマータイさんが来日した際にお会いする機会を得て、第1回流山グリーンフェスティバルにはメッセージをいただきました。ことしも5月1日に都内で行われるマータイさんの自叙伝「UNBOWED(へこたれない)」の日本語版(小学館刊)出版記念レセプションに時任支部長や井崎市長らがご招待いただきました。


アントニオ齋藤さんがヴァイオリンミニコンサートを

 林家ライス・カレー子さんは、「各地を回っていると、どこの市長も挨拶だけして帰ってしまう市長が多い中で、休みの日にちゃんと聴いていてエライ!」と周囲を笑わせながら、日本で1人平均年間300枚のレジ袋が消費されていることや、牛乳1リットルパック1個から40枚のティッシュペーパーが再生できることなどを紹介しながら、「地球のことや環境のことを考えて行動しよう」と呼びかけました。また、林家さんの地元・武蔵野市で塀や公共施設などへの落書きを消すためのボランティア活動に自ら参加された体験に触れ、小さなときから家族で環境を考える活動に参加することが大切ではないかと訴えました。


耳慣れた名曲を多数披露

 「環響ミニコンサート」と題した午後からのコンサートでは、流山にお住まいのアントニオ斎藤さんがヴァイオリンで「アメージング・グレース」や「明日に架ける橋」、「好きにならずにいられない」、「虹のかなたに」、「タイタニック愛のテーマ」、「ダニーボーイ」などの名曲を奏でてくださいました。「千の風になって」では、演奏に合わせて客席で歌う方々もいらっしゃるなどステージと客席がひとつになって、アンコールにも快く応えてくださいました。斎藤さんは、ヨーロッパでのソロ演奏活動などをはじめ東葛近隣のライブハウスなどでも活動されていらっしゃるそうです。


環境映画の上映も

 夕方には短編映画「静かなる革命」が上映されました。02年8月末に南ア・ヨハネスブルクで開催された「環境開発サミット」の映画祭で上映されたもので、「一人の人間が世界を変えていく」というサブタイトルの付いたこの映画は、インド、スロバキア、ケニアの地で地球環境を守るために立ち上がった人々の活動が収められており、そのひとりがマータイさんです。この作品は、地球評議会がUNEP(国連環境計画)、UNDP(国連開発計画)の協力を得て制作したもので、アナン国連事務総長なども出演、メリル・ストリーブがナレーションを担当していました。


環境リサイクル品を販売

 会場では、同支部のメンバーが古布などを利用して手作りした手提げバッグや人形などが販売され、収益金は市の緑の基金に寄付されるそうです。会場にはMOTTAINAIアートとして使い捨ての紙皿に墨彩画家・桑原万里子さんや書道家・桐田和光さん、洋画家・野村順子さん、書道家・大門玉泉さんらの絵や書を描いた作品が並びました。テーブルには、ペットボトルをリサイクルした花器に季節の花が活けられるなど、何気ないMOTTAINAIも。NPO法人国連支援交流協会流山支部では、5月5日(土曜)、流山おおたかの森駅前で開催される流山グリーンフェスティバルに参加し、MOTTAINAI提言募集などを行う予定です。


さまざまな情報発信を行う日曜情報センター

流山おおたかの森S・C3階に日曜と祝日などの休日にオープンする日曜情報センター。同S・C3階の流山市出張所では、平日は夜7時まで、土曜日も5時まで開庁していますが、休日は、オンラインの関係で住民票などを発行できないことから、出張所ロビーを無駄なスペースとしないために3月からスタートしたものです。地元の商工者、学校、NPO、市役所など各団体や機関が運営委員会を設置して企画・運営し、流山と周辺地域の情報を伝える広場として好評です。産学官の連携で小さなイベントを通して、市内の産業や、日ごろ地道に活動を続けているサークルなどの情報を発信していこうと始まったものです。


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