ぐるっと流山 キツツキが巣づくり

ページ番号24214 更新日 平成19年5月16日

街中にキツツキが巣づくり 庭の枯れ木で雛が育っています

キツツキ

 5月15日(火曜日)南流山の中学生から庭の木に巣づくりをしているキツツキの写真をいただきました。3月下旬に、中学生のお宅の庭からコンコンコンと音がするので、外を見ると、なんとキツツキが枯れ木をつついていたそうです。


巣の中で親鳥を待つ雛鳥

 枯れ木には、直径5cm程度の穴をあいて巣が完成。いつの間にか、2羽の雛が生まれたようで、親鳥が頻繁に餌を運ぶようになりました。とても警戒心が強く、ご家族がいると、親鳥はなかなか近づかないそうです。雛は、力強い泣き声で餌をねだっています。


親鳥がえさを持って巣に

 コツコツと木をたたくキツツキは、もっともおなじみの野鳥ですが、実際に姿を見たという人は、バードウォッチャーなどの愛好者でないと意外と少ないのではないでしょうか。キツツキは、写真のように、くさび型の尾で体を支え幹に縦にとまったり、のぼったりすることができます。


えさを雛鳥に与えるキツツキ

 キツツキというのは、キツツキ科キツツキ類の鳥の総称で、国内では、おなかの下が赤いアカゲラやアカゲラより大きいオオアカゲラ、全体が青みがかっているアオゲラ、そして、雑木林などでギィーと鳴き声が聞こえるコゲラなどが生息しています。いただいた写真を日本野鳥の会の方に見ていただいたところコゲラではないかとのことです。写真を送ってくださった中学生は、「もうすぐ巣立っていくのかと思うと、ちょっぴり寂しい」と毎朝、登校前に庭の親子を見守っています。


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