ぐるっと流山 四季のてまり展示会

ページ番号23783 更新日 平成19年5月22日

色とりどりのてまりがずらり 森の図書館で展示会が開催中

図書館利用者などで賑わう会場

 四季のてまり展示会が、きょう5月22日(火曜)から東深井の森の図書館のロビーで開催され、来館者の目を楽しませています。会期は27日(日曜)までで、時間は9時から18時まで(27日は16時まで)。美美(みよし)てまり会が主催しているもので今年で4回目、色とりどりのてまり約800点が展示されています。


子どもたちも興味津々

 この手作りのてまりは、市販の発泡スチロールに極細の毛糸を巻き、その上にミシンなどに使うカタン糸を巻きます。ここでまりを地球儀に見立て地割をします。8面体にしたり16面体にしたり、中には122面体というものも。地割が終わると、いよいよ様々な色の刺繍糸で模様をつけていきます。


お正月をテーマに

 会場には、800点のてまりが1月から12月までのテーマに分けて展示されています。1月は「お正月」、2月は「節分」、3月は「お雛さま」、4月は「桜」・・・8月は「祭り」、9月は「お月見」・・・12月は「クリスマス」といった具合で、どれひとつ同じものがありません。中には、不要となった帯地を使ったものや、オルゴールが入っている作品も。


花瓶のようなてまりも

 初日となったこの日は午後からの展示でしたが、図書館利用者やご近所の方々など多数がご覧になっていました。みなさん口々に「とてもきれい。でも難しそう」とおっしゃていましたが、同会の会長の鈴木美重子さん(76)は、「針と糸が持てれば誰にでもできます。講習会では、初心者でも簡単なものなら2時間で作れます」と入場者に説明されていました。てまり作りは、地割に頭を使い、糸を巻くのに手先を使うので高齢になって持つ趣味にはピッタリとのことです。


子どもたちに説明する鈴木会長

 ご近所にお住まいで今年初めて見にいらっしゃったという新川政子さんは、「素晴らしい作品ばかりで驚きました。きれいなばかりでなく、それぞれの手まりに四季が感じられます。期間中に子どもを連れてもう一度見に来ます」とひとつひとつの作品を丁寧に見て回っていらっしゃいました。

 鈴木会長は、会社を定年になり何か趣味をと62歳からてまり作りを始め、今年で14年目になるそうです。地域の老人クラブで教えていたこともあったそうですが、現在は美美てまり会をつくって毎週木曜(13時30分~17時)に森の図書館で会員の皆さんに作り方を教えているそうです。同会は、現在会員が12人。60歳から84歳までの女性ので構成されていますが、男性の方もぜひ入会して欲しいですと語っていらっしゃいました。同会についてのお問い合わせは、鈴木美重子(04-7154-3203)まで。


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