ぐるっと流山 ハンセン病写真展

ページ番号23531 更新日 平成19年6月20日

28日まで「ハンセン病写真展」を市役所で開催 「伝えたい 過去を 今を これからを」

ハンセン病を正しく説明したパネル

 6月1日は「人権擁護委員の日」、そして6月24日から30日までは「ハンセン病を正しく理解する週間」です。そこで、きょう6月20日(水曜)から6月28日(木曜)までの平日8時30分から17時20分まで市役所ロビーでハンセン病写真展を開催中です。


ハンセン病にかかわる貴重な写真

 「人権擁護委員の日」や「ハンセン病を正しく理解する週間」を機に流山市では、人権擁護委員をはじめNPO流山おやこ劇場、流山歴史文化研究会など各種団体が実行委員会を組織し、ハンセン病写真展「伝えたい 過去を 今を これからを」を開催しています。写真展は、問題の根深さを視覚に訴え理解を広げようと企画されたものです。


市役所ロビーの市民ギャラリーで

 大分市の「ハンセン病回復者とふるさとを結ぶHP作成委員会」から写真パネルや過去の新聞記事などの提供を受け、朝日新聞千葉・茨城販売センターの協力を得て開催しています。トラックによる患者の強制連行、患者を閉じ込めた重監房室などの迫害の実態のほか、隔離政策への反対運動から、らい予防法の廃止、政府との和解に至るまでの歩みをたどっています。


実行委員の皆さん

 主催者の「地面の底が抜けたんです」実行委員会(渡邊義正実行委員長)は、6月30日(土曜)、生涯学習センターでハンセン病女性の不屈の生涯を演じる結純子さんのひとり芝居公演を予定していますが、350席のチケットはすでに完売となり関心の高さがうかがわれます。


当時の新聞記事なども

 実行委員の構成団体のひとつ人権擁護委員の皆さんは、12月には人権週間や北朝鮮人権侵害問題啓発週間を機に横田めぐみさんの写真展を市役所で開催しました。今回も会場で人権啓発パンフレットなどを配布しながら「ハンセン病は遺伝病でもなく、完治する病気です。偏見や差別をなくしましょう」と呼び掛けています。写真展は入場無料で、申込不要です。最終日の28日は午後4時まで。この機会にぜひご覧ください。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ