ぐるっと流山 市民環境のつどい

ページ番号23073 更新日 平成19年8月6日

市民環境のつどい「ストップ!地球温暖化」 「不都合な真実」などで考える

250人が参加

 市民環境のつどい「ストップ!地球温暖化」が、8月4日(土曜)、生涯学習センターで開催され250人の小学生から中高年者が温暖化防止などを考えました。気象大学校准教授・藤田茂さんの講演「なるほど・ザ・地球温暖化問題」をはじめ、温暖化防止ながれやまの平手彰代表の事例発表「流山市環境家計簿の使い方」、そして映画「不都合な真実」の上映と3時間に及ぶフォーラムでしたが夏休み中の小学生を連れた親子などが熱心にメモをとっていました。


熱心にメモを取りながら

 手賀沼流域フォーラム連携イベントとして行われた今回の「市民環境のつどい」は、温暖化防止ながれやま・手賀沼流域フォーラム実行委員会・手賀沼水環境保全協議会が主催し、流山市と市教委が後援しました。井崎市長も会場に訪れ、「地球でいつまでも安心して暮らしていけるよう、明日からではなく、今日から、いまできることに全力で取り組みましょう」と呼び掛けました。イベントでは、地球温暖化への関心を喚起し、私たちができることは何かを考えるためのポスター展なども行われました。


藤田准教授

 藤田准教授は、エルニーニョやラニーニャなどの現象を分かりやすく説明。また、温暖化の引き起こす問題として海面の上昇や砂漠化、異常気象の増大や台風の発達、農作物への影響などを指摘し、今後も真剣に研究し、その成果を政策へ反映させなければいけないと訴え、企業や市民など社会の理解と協力が必要だと強調しました。


温暖化防止をPR

 映画「不都合な真実」は、地球の危機を訴えるアル・ゴア前米副大統領のスライド講演の模様を、彼自身の独白を交え構成した97分間のノンフィクション。アメリカで公開されるやいなや、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットとなった話題作で、ゴア氏が、温暖化へと突き進む地球を憂い、温暖化によって引き起こされる数々の問題を説いています。地球の危機を訴えるゴア氏の真摯な姿勢とユーモラスな話術が作品の魅力を高めています。


満席の会場内

 市では、8月19日(日曜)13時30分~16時までリサイクルプラザ・プラザ館で第2回市民環境講座「地球温暖化と市民生活」を開催します。当日は、気象大学校谷貝勇教授の基調講演「地球温暖化と市民生活への影響」などが予定されています。温暖化の影響で害虫が北上しています。シナハマダラカはマラリアを媒介する怖い蚊で、熱帯地域を中心に毎年1億人が感染し、100万人が亡くなっています。平成17年7月、千葉県内の牛舎でこの蚊の写真が撮影されました。温暖化で地球はどうなるのか、明日の市民生活と健康を一緒に考えようというものです。入場無料、申込不要。問い合わせは市民環境講座事務局・恵良さん04-7154-6788へ。


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