ぐるっと流山 日曜情報センターで語りの世界

ページ番号20783 更新日 平成19年11月19日

郷土の民話を見て、聴いて! 日曜情報センターで語りの世界を楽しむ

渡辺さんの語り

 11月18日(日曜日)、流山おおたかの森S・C3階の市出張所ロビーで「渡辺美代子の語りの世界」と「流山の民話」が行われ、多くの民話ファンが参加しました。出張所がお休みの日曜・祝日だけ開設される日曜情報センターで、語り部として著名な渡辺美代子さんの語る民話の世界を楽しみました。腹話術や郷土民話「流れついた山」、日本各地の民話として「どっこいしょ」、「おんちょろちょろ」などが披露されました。また、ながれやまの民話の原画も展示されました。


親子連れなどがたくさん来場

 先人たちが語り伝えてきた民話には、善、悪、希望、絶望、いじわる、やさしさなど、人間の中にあるさまざまな気持ちが描かれています。「子どもたちは民話の世界でいろいろ擬似体験することができます。たくさんの話を聞いて育った子は、大きくなって困難にぶつかっても、ちゃんと自分で判断できるようになります」と語る渡辺美代子さん。子どもたちの悲惨な事件も減るのではないかという思いから語り続けていて、この日も、日曜情報センターにボランティアで出演してくださいました。


渡辺さん

 テレビで、語りの第一人者、故・沼田曜一さんの番組を見て感動した渡辺さんは、「高齢なので、もう弟子はとらない」と言う沼田さんに何度もお願いして門下生に。語り塾のある東中野まで3年間通いました。亡くなられた連れ合いの転勤でそれまでの勤務を辞め、保育士になったものの育児で仕事を一旦中断。語り塾も両親の介護で中断。数々の困難を乗り越え、いまは、保育士と語り部を両立。故郷栃木で祖母の膝のぬくもりと共に楽しんだ民話が渡辺さんの原風景だそうです。


民話の原画などを展示

 会場では、当日の朝、拾い集めてきたばかりの枯れ葉を参加者に配布。枯れ葉をヒラヒラさせながら「鼻が高くなぁ~れぇ」、「目が大きくなぁ~れぇ」とおまじないのような歌。小さなお子さんを飽きないような工夫が随所にみられました。流山でも数多くの民話が語り継がれています。来年1月27日(日曜日)には、「民話駅伝inちば」が市内で行われます。時間は13時30分から15時30分まで。南流山福祉会館で開催されます。千葉・県民芸術祭の一環として開催されるもので、語りや紙芝居などが予定されています。お問い合わせはNPO法人ながれやま栞04-7152―0066へ。


むかしがたり

 次回の日曜情報センターは、12月2日(日曜日)10時から17時まで「おおたかの森でケロクルミーティング~ ごみダイエット作戦!」が行われます。ごみ処理の現状の紹介(ごみ処理の歴史やごみ処理の現状等のパネル展示)、すぐできるごみ減量(生ごみ処理機、マイバックの持参、分別の徹底など)、クリーンセンター・リサイクルプラザの紹介(ビデオ上映)、リサイクルプラザの講座・教室の作品展示。ごみ減量化促進ポスター展、ごみ出前講座(ケロクルミーティング)、ごみ相談コーナー(ごみの分別からごみの行方まで普段疑問に思ったり、感じたりしていることをお気軽にご相談ください)、リサイクル講座(お子様を対象としたすぐできるリサイクル講座を行います。新聞紙を利用した「コサージュ」を作ってみませんか)、「募集!家庭で実践!ごみを出さない工夫」、私たちの生活に身近な“ごみ”のことについて、もっと考えてみませんか?ご来場をお待ちしています。お問い合わせはリサイクル推進課04-7157-8250へ。


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