ぐるっと流山 ときわまつ自治会で文化祭

ページ番号20601 更新日 平成19年11月26日

家で眠っている古い写真など「お宝」を展示 初の文化祭で高齢者を誘うときわまつ自治会

さまざまな作品が展示

 11月24日(土曜日)、25日(日曜日)の2日間、東初石4丁目の「ときわまつ自治会館」で初の文化祭が行われました。同実行委員会(中保雄委員長)とときわまつ自治会(松原輝夫会長)が、高齢化が進む中で「とかく家に引きこもりがちな方々をご近所の集まる場所へお誘いしたい」と初めて開催したものです。


ハーモニカ演奏

 健康体操やハーモニカ演奏、太極拳、日本舞踊や民謡などの舞台発表に自治会員の作品展示が中心の文化祭です。浅水正雄さんのハーモニカでは、「荒城の月」など懐かしい名曲が始まると、演奏に合わせて客席では歌を口ずさむ方々でいっぱいになります。


絵手紙展

 昭和43年に自治会が発足したときわまつ自治会は、207世帯中、70歳以上の会員が134人もいらっしゃいます。同自治会では、防災訓練や夏祭りなどのイベントのほか、ハイキングや囲碁・将棋、麻雀、ゴルフ、ウォーキング、グランドゴルフなど15団体のサークル活動を展開して会員相互の友好を図っています。


50年前ぐらいの貴重な写真

 自治会では、文化祭を企画するにあたって、作品を待つのではなく、「お宝を見せてください」と戸別訪問し、箪笥の奥深く眠っていた古い写真などを集めたそうです。岡野アサさん宅から出品された写真は、何枚もの写真を張り合わせて現在のパノラマ写真のように仕上げた50年くらい前の同地域の風景写真。亡くなられたお連れ合いが撮影された写真ですが、まだ、常盤松中学校もない草深い風景が記録されています。陶芸や仏像彫り、絵画など器用なことで有名な同自治会の池田智学さんの水墨画も展示され多くの方々が足を止めて作品に見入っていました。


かわいい案山子がお出迎え

 中村好伸さんの「ヒマラヤヒダの峰」という写真の前では「全日本山岳写真協会の方が身近にいらっしゃるとは知らなかった」という声も聞かれました。出品者中、最高齢は大野三重さん(91歳)の書。「ゆっ多たりと寝る在所や冬の梅」の書の前では「年齢を感じさせない勢いのある筆運び」と驚きの声があがっていました。会場となった自治会館は大貫義永さんの寄贈によるもので正式名称は「ときわまつ自治会大貫会館」。会場入り口では、梶ヶ谷美弥子さんのガーデニング「小さな庭の大きな宇宙」とかわいい案山子が入場者を迎えてくれました。


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