ぐるっと流山　SFS青少年合奏団コンサート

青少年ヴァイリニスト16人のストリングスが聴衆を魅了　春には流山や中国などでコンサートを開くSFS

　日曜情報センタークリスマスイベントSFS青少年合奏団コンサートが、12月23日（祝日）、流山おおたかの森S・C3階のベイFMスタジオで開催され、多くの買い物客らが足を止めて青少年ヴァイオリニストの演奏に聞き入っていました。流山で活動しているSFS合奏団の16人の青少年ヴァイオリニストによる素敵なコンサート。SFSとは、しずかファミリーストリングスの略で、しずかとは、指導者の植田しずかさんの名前からとっています。

　2月11日（祝日）14時からはアミュゼ柏で、また、3月1日（土曜日）18時には流山市文化会館で中国への壮行コンサートが予定されていることからPRのためのプレコンサートをクリスマスイベントとして開催したものです。

　普段は、流山市が日曜日におおたかの森S・C3階の市出張所で開催している「日曜情報センター」を、同じフロアのベイFMスタジオに移動してのコンサート。カノンやクリスマスソング、音楽物語「中世の放浪学生」などを披露して大きな拍手が贈られました。

　SFS合奏団は、来春、日中青少年文化交流演奏会を開催する予定。オリンピックの年に中国に招かれて、そして中国から日本へも、両国の青少年が国境や言葉を越える音楽で、文化交流を行います。主催はSFS合奏団、後援は流山・柏・野田市教委や千葉県日中友好協会。

　SFS合奏団は3月29日（土曜日）、中国長沙市で日中記念コンサートを開催します。その壮行コンサートが、流山・柏両市でそれぞれ開催されます。音楽物語（創作物語）や中国民族楽器（揚琴と笛）と弦楽合奏、ヴィヴァルディの四季「春」、リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲、シュトラウスのラデッキー行進曲などが予定されています。

　小学校3年生から高校2年生までの青少年16人と大人10人によるSFS合奏団に中国の民族楽器のプロ奏者が加わる予定です。チケットは紀伊国屋書店流山おおたかの森店（流山）や浅野書店柏駅東口スカイプラザ地下1階（柏市）、弦楽器専門店アントニオ（松戸市）、ブックエンドウ本店川間駅北口（野田市）などで大人2300円（当日2500円）、小人1300円（当日1500円）全席自由。お問い合わせは日中青少年文化交流演奏会実行委員会・小野さん080―5373―1094へ。