ぐるっと流山　地域デビューのための見本市

地域デビューのための見本市　落語家の三遊亭らん丈さんを講師に招く

　協働まちづくりフォーラムパート5「地域デビューのための見本市」が、2月2日（土曜日）、生涯学習センターで開催され、232人の中高年の皆さんが定年退職後の地域活動などについて学びました。

　この日は、町田市議会議員で落語家の三遊亭らん丈さんを講師に招いて「これからの日本を支える団塊の世代」と題した講演会が行われました。三遊亭らん丈さんは、1月26日（土曜日）に発行された広報ながれやま「シニア世代応援特集号」を手に定年退職後の地域での生き方などについてユーモアたっぷりに講演されました。

　自らも消防団に所属するなど地域活動を続けていらっしゃるという三遊亭らん丈さんは、「家事」、「地域との交流」、「ボランティア」、「趣味」など1週間の自己管理表をつくって、定年退職後の生活が趣味だけやボランティアだけに偏らないようにするのもよいのではないか―等々具体的な例を挙げて分かりやすく講演され、会場から大きな笑いと拍手が贈られていました。

　三遊亭らん丈さんの講演を聴いた井崎市長は、主催者あいさつの中で「現役時代は仕事だけに専念されていらした方々は、地域での交流の機会が少なかったと思います。どうぞ、地域で温かく迎え入れてください。そして、退職された皆さんも勇気を出して地域に入って行ってください」と参加者に呼び掛けました。

　市内の42団体から1分間プレゼンテーションや出展がありました。写真やグラフでこれまでの活動成果を紹介するNPOなどに、会場を訪れた方々は、興味深くメモをとったり、質問をしたりしながら、これからの活動の参考にされていたようです。

　また、オープニングでは市内で活動しているハワイアンバンド「マウイチャイムス」の演奏も披露されました。中高年者の皆さんが奏でるハワイアンの名曲の数々に参加された方々は地域活動の楽しさを感じ取っていらっしゃったようです。お問い合わせは、市民活動推進室04－7150－4355へ。