ぐるっと流山 修学旅行で広島へ

ページ番号19505 更新日 平成20年2月22日

修学旅行に向け北部中学校で広島市の説明会 広島市の職員が魅力をたっぷり紹介

講師を務めてくれた広島市の職員

 2月22日(金曜日)、市立北部中学校(湯淺武晴校長)で「修学旅行に向けての広島市の説明会」が行われました。北部中学校では、現在の2年生が3学年に進級した5月に、同校として初めて広島市を訪れることから、広島市役所の協力を得て市都市活性化局観光交流部の上田主幹と同市東京事務所の井上主査が本校を訪問してくださり講師を務めてくださいました。


説明に聞き入る生徒たち

 北部中学校では、例年、京都・奈良を訪れる修学旅行でしたが、14・15歳という多感な時期に被爆市である広島市を訪れることで、平和についてより深く考えようと企画されたそうです。2日目はこれまでどおり京都を訪れ日本の歴史や伝統を学ぶ内容とのことです。昨年、修学旅行で広島に行くことが決まると、10名の修学旅行準備委員を中心に事前学習などを進めるとともに、市で行っている「千羽鶴を広島へ」の事業に参加し、みんなで折り鶴を作成。また全市から集まった折り鶴に糸を通し千羽鶴にまとめる作業をボランティアで行いました。この様子は、NHKでも取材され市内の話題にもなりました。


きんさい広島

 今回の説明会では、上田主幹から「きんさい!広島へ」と題して広島市の歴史や人口・面積・位置などの概要、さらには平和記念公園周辺の見所などを詳しく説明されました。修学旅行当日には、生徒たちは駅から同公園まで班行動で移動するということで、みんなメモを取りながら真剣に聞き入っていました。井上主査からは、「コイするまち広島」と題して、広島の魅力をコイというキーワードで面白く紹介いただきました。広島にはいろいろなコイがあり、己斐(こい)町や鯉城(広島城)、球団の広島カープ(鯉)など、この他にも広島市ではたくさんのコイに出会えるとのこと。コイを意識しながら街中を歩くのも楽しそうです。


湯淺校長が生徒を激励

 約1時間、広島の魅力をたっぷり説明いただいた生徒たちは、5月の修学旅行がより一層待ち遠しくなったことでしょう。準備委員の生徒から講師のお二人に、「今日の説明を修学旅行のプラン作りに役立てます」とお礼の言葉がありました。湯浅校長は「自分たちの手で自分たちの修学旅行を。新しい伝統を作ってください」と生徒たちを激励。湯淺校長は、修学旅行先に広島を選んだのは、被爆地という観点だけでなくその後の復興や地方都市としての文化や産業の発展過程などを学ぶことも、学習の幅を広げる意味で大切との考えからだそうで、将来的には生徒同士の交流も図れればと語っていらっしゃいました。

 


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