ぐるっと流山 第三回たけのこ展

ページ番号16845 更新日 平成20年8月4日

想いを綴る作品約100点 生涯学習センターで「第三回たけのこ展」を開催

約100点の書が展示

 生涯学習センターで「第三回たけのこ展」(南流山書道同好会主催)が8月4日まで行われ、約100点の作品が展示されました。漢詩や和歌などの一般作品のほか、学生の部では、平成9年に流山市青少年相談員連絡協議会が制作した「流山かるた」を題材にした作品や、各中学校の校歌の心に残る1フレーズを書に表すなどの企画も行われ、多くの愛好家などが作品を楽しみました。


宮本主宰と作品「桃花源記」

 主宰の宮本翠竹さんは、「書はそれぞれの人間のその時の想いを表すものです。今回の作品展では、出典のほか、それぞれの作者の筆を持ったときの気持ちをコメントとして記しており、こちらも楽しんでいただけているようです」と話してくださいました。宮本さんの作品「桃花源記」は、空想上のユートピアを描いたもので、幼い日の祖父の田舎を思い描きながら筆をとったといいます。


福島会長とお孫さんの作品

 同会の福島翠江会長の作品「前赤壁賦」は、三国志の赤壁の戦いを宋の蘇軾が綴ったもので、福島会長が二十数年前に出会い、いつかは書に表したいと温めてきた題材。10年ほど前から少しずつ書き続けてきたものが今回作品として出品されました。


作品を見て回る見学者

 また、福島さんのお孫さんの大河くん(小学5年生)と萌乃香さん(小学2年生)も、それぞれ宮沢賢治の詩と金子みすずの詩を出品。福島会長は「子どものうちから筆を持つことで、文学や古典にも触れることができるのが書の良いところです。若い方々にも書に触れる機会を持ってほしいですね」と話してくださいました。


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