ぐるっと流山 小山小学校の桜を移植

ページ番号16804 更新日 平成20年8月21日

小山小学校の桜の移植にチャレンジ 6年生児童が参加し説明会と記念撮影

桜を前に記念撮影

 来年4月に移転が予定される小山小学校では、UR都市機構による桜の移植計画が進んでいます。同校の桜は、昭和53年の開校時に地元の方から寄贈されたもので、児童や地元の方々に長く親しまれ、30年にわたり多くの児童を迎え、また卒業生を見送ってきました。


根廻しされた桜

 平成17年にはUR都市機構と専門家の調査により、移植に耐えられる2本について移転先へ移植されていました。その後、移植が困難とされた桜についても地域の方々から保存が望まれ、再度、専門家の調査・助言のもと、樹齢や生育状況を考慮し、5本の桜の移植に踏み切ることになりました。

 現在5本の桜は、来年2月の移植を前に、枝葉の剪定や、根廻しと呼ばれる作業が進められています。根廻しは、大きく張り出した根の周辺を掘り、移植できるサイズに根を切り、切り口から細かい根をたくさん出すことで根の面積を増やすことを促す作業です。


移植について説明を受け

 8月21日には、同校6年生38人のほか、井崎市長や鈴木教育長も参加し、取り組みのPR活動の一環として小学校周辺に設置が予定される看板の記念撮影と、千葉大学園芸学部・藤井英二郎教授による移植の説明が行われました。


藤井教授が木の引越しについて説明

 藤井教授が木の引越しについて説明すると、児童から「どうやって、根から水を吸うの?」「酸素はどうやって吸っているの?」と質問が飛び交いました。藤井教授は「木の引越しは、みんなが木を大切にしてあげないと成功しません。皆さんのお父さんお母さんと一緒に育った桜が無事に引越しできるよう、大切に見守ってあげてください」と話しました。

 


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