ぐるっと流山 第32回流山花火大会

ページ番号16794 更新日 平成20年8月25日

第32回流山花火大会 花火と音楽がシンクロ スカイミュージカルに驚きと感動が!

夜空にそして川面に映える花火

 夏の夜空に色とりどりの大輪を咲かせる花火。夏の風物詩として市民はもとより近隣のたくさんの方々に親しまれている「流山花火大会」が32回目を迎え、8月23日土曜日、流山市流山の江戸川堤で盛大に行われました。ことしも、埼玉県三郷市の「みさとサマーフェスティバル花火大会」と同日開催となり、時折、小雨の降るあいにくの天候でしたが、両岸合わせて約6万1千人の観客が訪れ光と音の共演を楽しみました。


点火式

 開会式で井崎市長が「皆さんの力で雨を吹っ飛ばして」と挨拶すると、詰め掛けた来場者の想いが天に伝わったのか点火式のころには雨も止みました。「最初の花火は7時15分に同時に」との三郷市側との約束にあわせ、点火の瞬間は緊張が走りました。大会実行委員長の市商工会大橋会長をはじめ、副委員長の市商工会青年部青柳部長、市観光協会古坂会長、馬場市議会議長、井崎市長が点火台に進み合図とともに点火すると、導火線に火花が走り、見事、三郷側の花火とほぼ同時に1発目の花火が夜空を飾りました。


音楽に合わせて幅広く

 今回の流山花火大会は、第一部、ザ・スカイミュージカル、第二部、ザ・スカイミュージカルパート2、フィナーレと5部構成で行われました。第一部は、伝統的な日本花火やスターマイン、ハート型やスマイルマークなど変わった形の花火が次々に連射され、七色の光と炸裂音の競演を楽しみました。そして、最も注目されていたのが、昨年から流山花火大会にお目見えした「ザ・スカイミュージカル」。花火と音楽がシンクロしたハイパー花火ショーで、全長140メートルの打ち上げ台に設置された花火が最先端のコンピューター制御システムにより、0.03秒毎の高スピードで打ち上げられ、会場に流れる音楽とシンクロ(同調)するというもの。


三郷と流山の花火を同時に

 会場が期待に包まれる中、1曲目は映画スウィングガールズの主題歌としておなじみの「スイング・スイング・スイング」。軽快なジャスのリズムに合わせ、幅広く設置された打ち上げ台から次々に花火が打ちあがりました。2曲目は、TBSの人気ドラマ「ルーキーズ」の主題歌となったGReeeeNの“キセキ”。ドラマ「ルーキーズ」は、ことし5月から6月に、市内の総合運動公園野球場や文化会館などで撮影が行われ、県立流山おおたかの森高校の生徒たちもエキストラで出演しました。


一つの傘で寄り添って

 この日の空模様は、小雨が降ったり止んだり。でも、この小雨がカップルで花火見物にいらした方々には幸いしたようです。一つの傘に肩を寄せ合って、仲睦まじく空を見上げる男女があちらこちらで見られました。家族で三郷市からいらしたという逆井和男さんは、「いつもは三郷側で見るのですが、流山の知り合いに有料観覧席でスカイミュージカルを見るとすごいよと薦められ、チケットを買って今回はわざわざ橋を渡ってきました。音楽にあわせて花火が上がっていたなんて去年は分かりませんでした。来年もやるなら流山側で見ます」と語ってくださいました。


フィナーレはワイルドスターマリン

 午後8時を過ぎて、今回の流山花火大会も終盤に。スカイミュージカルのパート2では、パート1とは趣をがらりと変えてチャイコフスキー作曲の2曲が流れました。1曲目はバレエ“くるみ割り人形”のために作曲された“花のワルツ”。優雅なワルツの曲にあわせて花火がまるでバレリーナのように空で踊りました。2曲目は、チャイコフスキーの母国ロシアの軍隊がナポレオン率いるフランス軍を撃退した場面を描いた“大序曲1812年”。壮大な楽曲にあわせ花火も圧倒的な音と色彩で来場者を魅了しました。フィナーレは、予定されていた関東最大級のナイアガラ仕掛け花火が、江戸川の増水の影響で中止されてしまったものの、特大のワイドスターマインがことしの流山花火大会を華麗に締めくくりました。


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