ぐるっと流山 8月30日の集中豪雨で

ページ番号16744 更新日 平成20年9月3日

市内で記録的な雨量となった集中豪雨 水防本部を設置し夜を徹して対応を

水防本部

 8月30日夕方から31日未明にかけて発生した集中豪雨により、流山市内でも家屋の浸水などの被害が多数発生しました。東葛飾地域に午後6時7分大雨洪水警報が発令され、野々下地先国土交通省雨量計で日雨量が160ミリメートル記録され、特に、午後8時から10時までの2時間で140ミリメートル、午後9時から10時の間で時間当たり97ミリメートルと本市としては記録的となる雨量を記録しました。


ホームページでもお知らせ

 市では、30日の22時30分に水防警戒配備体制に入るため市役所に水防本部を設置、担当職員75名、消防職員103名、消防団員86名の実働人員を非常召集し、被害状況把握のために巡回を行い、翌31日朝に、再度、被災世帯に対する調査及び危険箇所の緊急措置を図りました。なお、市内の被害状況については、市ホームページのトップページでも随時お知らせしました。


夜間に行われた復旧作業

 雨が強くなった30日の夜には、市立東部中学校の道路沿いの法面が崩壊し、市道251号線を土砂が覆い車両の通行ができなくなりました。交通量も多く、翌朝には路線バスも通行することから、市職員及び流山建設業協同組合、消防署、消防団が弱くなったもののまだ雨の続く中、土砂を取り除く作業に当たり、31日の朝5時30分には車の通行ができるまでに復旧しました。また、公民館では、被害が大きかった東部方面で、避難を希望される方々のために深夜0時から東部公民館を開けて、避難される方々に備えました。


排水ポンプでくみ上げの準備を

 東深井の市営住宅大橋団地近くの諏訪下川放流部では、利根運河の水位が上昇してきたため水門の閉鎖時に運転する排水ポンプを設置しました。水門はぎりぎりのところで閉鎖せずに済んだため、ポンプの運転には至りませんでした。ポンプの設置および撤去は市職員と流山建設業協同組合の方々が当たりました。市内のあちらこちらで、道路冠水や家屋の浸水、土砂崩れなどの被害をもたらした今回の集中豪雨。水防本部では、9月1日の午前9時に最終的な被害状況(床上浸水14件、床下浸水138件、土砂崩れ3箇所)の確認などを行い解散しました。


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