ぐるっと流山 第4回小林一茶まつり

ページ番号16358 更新日 平成20年10月27日

第4回小林一茶まつり 一茶を偲んで俳句大会と講演会

家族で楽しむ俳句大会

 10月25日土曜日、一茶双樹記念館で「小林一茶まつり」が行われました。流山歴史文化研究会(渡辺義正会長)が博物館の共催や同記念館の指定管理者株式会社グリーンダイナミクスの協力を得て開催したもので、ことしで4回目。流山は、俳人・小林一茶がたびたび訪れ、地元の醸造家で俳人でもあった秋元双樹と親交を深めた地です。


天の区を受賞した三浦さん

 午前中は、広報ながれやま「市民文芸」の俳句選者でおなじみの水見壽男先生を迎えて、「家族で楽しむ俳句大会」が行われ、小学生8人とその保護者が挑戦しました。同会会員で長年地域史研究にかかわっている青木更吉さんが小林一茶に扮して登場。さらには、一茶のおじさんに負けじとミニ一茶姿で参加する子どももいました。最優秀賞の「天の句」には鰭ヶ崎小学校5年・三浦梨華さんの「ねえさんとコスモスめいろかくれんぼ」が選ばれました。


大人の一茶と子どもの一茶?

 俳句の審査の間には、流山市教育委員の奥田富子さんが手づくり紙芝居「流山へきた一茶のおじさん」を演じ、子どもたちに喜ばれました。たまたま一茶双樹記念館を観覧に訪れて、紙芝居を遠巻きに見ていた方は、「よく出来ている紙芝居ですね。販売されているのなら私も実演してみたい」と感心された様子でした。


書院造の和室で

 午後からは、全日本川柳協会会長の今川乱魚さんの講演会「川柳作家が見た一茶の句」が開かれ、参加された21人の方が熱心に聞き入っていました。ユーモア川柳で数々の著書を出版されている今川さんだけに、一茶の句もユーモア溢れる解説でその人間臭さを語られました。


子どもたちと記念撮影

 今回、小林一茶まつりを主催した流山歴史文化研究会は、流山の歴史と文化を語り伝えて守るために、4月の「近藤勇忌」、9月の「利根運河まつり」、そして今回の「小林一茶まつり」を柱に手弁当で活動しています。リクエストがあれば参考になりますのでお寄せください。お問い合わせは、市立博物館(04-7159-3434)まで。


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