ぐるっと流山 里芋収穫体験と芋煮会

ページ番号16295 更新日 平成20年11月8日

里芋の収穫体験と芋煮会に250人が参加 地場野菜たっぷりの豚汁にしたつづみ

250人が参加

 11月8日土曜日、流山市農家生活研究会(染谷喜美子会長・会員34人)主催の「里芋の収穫体験と芋煮会」が、コミュニティプラザ近くの農家の畑で行われました。同研究会が、普段あまり農作業などに馴染みのない方々に、土に触れながら生産者と交流していただき、農業への関心と地場野菜の素晴らしさを知っていただこうと開催しているもので、今回で15回目となります。食の安全が問題となり地産地消が叫ばれる中、これまでで最も多い約250人の家族連れが参加しました。


何キロ採れたかな

 コミュニティプラザに集合した後、近くの畑まで歩いて移動。受付で渡された袋に書かれた番号が、区分けされた約150坪の里芋畑にも記されていて、参加者たちは自分の番号の場所でスコップなどを使い、つぎつぎと里芋を掘り出していきました。里芋は、親芋のまわりにたくさんの子芋が付いて大きな塊で掘り起こされます。これを手で離してビニール袋へ。子どもたちは、「大きいのが掘れたよ」「こっちにもまだあったよ」と大騒ぎ。約1時間の収穫体験で、参加者は袋いっぱいの里芋を収穫しました。帰りがけに秤で計ってみると、どなたも3kgぐらいの里芋を収穫されていました。中には5kgを超えた方もいらっしゃったそうです。


土に触れ貴重な体験

 南流山からいらした砂見さんご一家は、ご両親と圭蔵君(南流山小1年)、百合子ちゃん(3歳)の4人で初めての参加。同研究会が行っている朝市に行って開催を知ったそうで、奥さんの絢子さんは「たくさん採れました。採れたてなので、きょうは茹でてお塩をつけて食べます」とニッコリ。ご主人の幸之さんは、「よく行く朝市では、作った人と話をしながら野菜を買えるのがいい。流山の野菜はどれもとってもおいしいですよ」と語ってくださいました。


地場野菜の料理に舌鼓

 芋掘りが終わった参加者は、再びコミュニティプラザに戻ってお楽しみの食事会。新川耕地の田んぼで作った新米のコシヒカリをはじめ、里芋や野菜がたっぷり入った豚汁、キンピラゴボウ、お新香など地場野菜たっぷりの昼食に舌鼓を打ちました。小学生の真愛ちゃん愛純ちゃん姉妹を連れて参加された梅沢さんは、おばあちゃんが秋田の農家ご出身ということで、こうした農体験のイベントには数々参加されているそうです。真愛ちゃんは、大きなお椀にたっぷり入った豚汁を食べながら「あったかくて美味しい。きょう採った里芋で家でも作って」とお母さんにおねだりしていました。


採れた里芋

 ことしの里芋は春先に気温が低く子芋のつきが少し悪いそうですが、その代わり味は抜群だとのこと。染谷会長は、「食の安全が叫ばれる中、これから日本の農業が見直される時代。今回、小さなお子さんがたくさん参加されていて喜ばしいことです」と目を細めていらっしゃいました。この日は、鎌ヶ谷の朝市組合が2週間後の11月22日に初めて農作物の収穫体験会を開催するそうで、代表の方々が参加され受付の方法や直前の畑の管理などについて学んでいました。


とっても美味しいとニッコリ

 千葉県では、11月を「千産千消・千産全消推進月間」と定め県内農産物のキャンペーンなどを展開しています。こうした中、市内農家の女性が会員の流山市農家生活研究会は、女性の知恵を活かしさまざまな活動をとおして農業ある街づくりに取り組んでいます。朝市部会の実施する「ふれあい朝市」は、東葛病院駐車場で月曜から土曜の朝8時45分~11時45分、文化会館駐車場では土曜の朝7時30分~8時30分に行っています。ぜひ、一度のぞいてみてください。流山の農家の皆さんの愛情を受けて育った野菜たちが待っています。


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