ぐるっと流山 盲導犬カーリンが引退

ページ番号16289 更新日 平成21年11月12日

人権講演会などで活躍の盲導犬カーリンが引退 パートナーの片山さんと市長室に報告へ

引退するカーリンをつれて市長室へ

 11月11日、市内にお住まいの盲導犬と暮らす片山澄江さんと、盲導犬カーリンが市長室を訪れました。今回は、カーリンが高齢になり、盲導犬を引退することになったためお別れの報告に訪れてくださったものです。片山さんとカーリンは、平成16年には市の人権講演会の講師を務めてくださったほか、向小金小学校の授業や流山中央高校の学園祭などで、盲導犬や障害者への理解を深める講演を行ってくださっています。


井崎市長に引退を報告する片山さん

 片山さんは、平成7年に緑内障が原因で失明。平成12年からカーリンと一緒に暮らし9年。「すごく早く感じられる9年間でした。家から外に出ることが怖かった自分を、外に連れ出し、色々な機会を与えてくれたカーリンに感謝しています」と話し、「うちに来た当初は、柏のデパートで廊下におしっこをしてしまうなどの失敗もありましたが、本当にパートナーとしてよくやってくれました。寂しくなりますが、引退した後はゆっくりと過ごして欲しい」とカーリンの労をねぎらいました。


カーリンの引退を報告する片山さん

 盲導犬は、繁殖犬飼育ボランティアやパピーウオーカーなど様々なボランティアの方々の愛情により成長し、10歳程度になると第一線を引退し、引退犬飼育ボランティアという方々に引き渡され余生をゆったりと過ごします。カーリンが引退した後の片山さんのご家庭には、今月24日から新たなパートナーがやってくるということです。


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