ぐるっと流山 炭焼き体験教室

ページ番号16273 更新日 平成20年11月17日

親子で竹炭づくりに挑戦 大人対象の本格的な炭焼き窯での講座も計画

斧で竹を割って

 11月15日(土曜日)、流山高校で「親子で楽しむ炭焼き体験教室」が行われ約20組の親子がオイル缶窯で竹炭を作り、バーベキューを楽しみました。県立流山高校(渡部寛仁校長)の高校開放講座の一環として公民館が開催したものです。同高校の渡部校長が六実高校の教諭時代に、地域の大人と一緒に開催した炭焼き講座から誕生した「六実炭倶楽部」の皆さんをはじめ、昨年、流山高校の同講座を受講された修了生らが指導にあたってくださいました。


オイル缶の竹を入れます

 オイル缶釜は、オイル缶に穴を開けたトタン板(オイル缶の蓋)をかぶせ、煙突用パイプを取り付けた手づくり。竹は市内で切ったものを乾燥させておきました。黄色く色付いた銀杏の木の下でオイル缶が埋まるくらいの穴を掘って、竹材を立てて入れます。その際、竹を縦に割るのに「気をつけて」、「ぼくが割りたい」、「私にもやらせて」とご家族で大騒ぎ。慣れない手付きで斧を使い楽しんでいました。当日の模様は地元JCNコアラ葛飾の「デイリーニュース」でも紹介されます。


火をつけて団扇であおいで

 周りに土を落とし埋めて、上から焚き火をします。 煙が透明になったら、空気口を完全にふさぎ上から土を10cmほどかけ、煙突もアルミホイルでふさぐというものです。竹炭は、脱臭効果や防虫効果、鮮度保持効果、そして心を落ち着かせるマイナスイオン効果などもあるといわれ、ここ数年ブームにもなっているようです。子どもたちは、炭ができるまで、竹を切ったり、割ったりしながら工作を楽しんでいました。華道のための花器をつくるお母さん、晩酌のときの肴をのせる皿をつくるお父さん、貯金箱をつくるお子さんなど竹アート作品が次々に出来上がりました。


上手にできたかな

 穴からアルミ缶を掘り起こし、手袋をした子どもたちが慎重に蓋を開けると、真っ黒くなった竹炭が完成。竹炭同士をぶつけるとパリンというガラスのような高い音がしました。参加した皆さんは、出来上がった竹炭をお土産に、バーベキューを楽しんで秋の一日を満喫していました。なお、今回は親子を対象にアルミ缶で行った竹炭づくりですが、公民館では、11月29日(土曜日)から大人を対象に、同校校庭につくった本格的な炭焼き窯を使って竹を切るところから自分で行う「流高炭塾」を開催します。12月6日(土曜日)、1月10日(土曜日)の3回シリーズです。お申し込み、お問い合わせは文化会館04-7158-3462へ。


親子で挑戦

また、公民館では、流山高校との協働事業として「現代の農業 私の提言」と題し、農業の明日を考えるシンポジウムを開催します。12月12日(金曜日)9時30分から13時30分まで流山高校体育館で、仲野隆三さん(JA富里市常務)をはじめ、藍川治助さん(流山市認定農業者連絡協議会長)、金子早苗さん(流山市商工会婦人部長)、高橋巳一郎さん(松戸市無農薬栽培研究会初代会長)、佐藤保明さん(JA全農ちば担い手対策室審議役)らをお招きして開催するものです。ぜひ、ご参加ください(申し込みはファクスで04-7153-6894へ)。お問い合わせは流山高校(04-7153-3161)へ。


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