ぐるっと流山 杜のアトリエ黎明元旦特別オープン

ページ番号16056 更新日 平成21年1月5日

元旦に特別オープン 4日からの新春企画展を先行公開

新春特別オープン

 1月1日(祝日)、流山6丁目の「杜のアトリエ黎明」が元旦特別公開を行いました。近接する赤城神社の参拝帰りの方々をはじめご近所や絵画ファンに、「ちょっと休憩していただき、絵画やコーヒーを楽しんでいただきたい」と、指定管理者の株式会社グリーンダイナミクスが試験的に開催したお年玉企画です。黎明では、1月4日(日曜日)から1月18日(日曜日)まで新春企画として「笹岡了一 挿画展 軽妙洒脱な挿画の世界」を開催していますが、その事前PRも兼ね、先行公開を試みた元旦オープンとなりました。


井崎市長も見学に

 杜のアトリエ黎明は、洋画家の故笹岡了一さんと、画家で歌人でもあった故秋元松子さんご夫妻が創作活動とともに後進の指導にあたった場所で、平成13年に、その遺族である秋元由美子さんから社会教育に役立ててほしいと寄贈を受けたものです。今回の新春企画では、「清張通史」(松本清張作)挿画原画、「単眼複眼」(島田三郎作)デッサン画、挿画掲載新聞切り抜き・新聞小説原画などの挿画関係を中心に油彩画、故笹岡画伯愛用の画具など貴重な資料を展示した興味深い内容となっています。


コーヒーやクッキーで一息

 黎明は、平成18年4月から指定管理者制度を導入し、民間のノウハウを取り入れて運営されています。その一環として、同年10月からは、コーヒーや紅茶とクッキーのサービスもスタート。この日も、展示室内や屋外でハーブティーやコーヒーを楽しむ家族連れなどで賑わいました。農林水産省認定の有機栽培コーヒー豆を使用し、カップは、平和台で陶芸教室「陶遊人」を主宰し、毎年、黎明で陶芸作品展を開催している陶芸家の遠藤武子さんの作品です。


挿絵原画などを展示

 元旦はおだやかな陽気でしたが、一歩日陰に入ると風は冷たく、身体を温めてくれるゲルダやティンカーベルなどのハーブティーに人気が集まっていました。午後には、井崎市長もプライベートでアトリエを訪れ、挿絵原画やコーヒーを楽しみました。破魔矢や御札を手にした方々から「明けましておめでとうございます」と声を掛けていただき、しばし絵画談義に花を咲かせる場面も。


庭もきれいな杜のアトリエ黎明

 屋外にも大きな丸テーブルにウッドチェア8脚が置かれ、花や緑を楽しみながらコーヒーの香りがたゆとう中で絵画を観賞できますが、この季節、水仙が愛らしい花を見せてくれています。黎明の魅力は、室内の展示はもちろんですが、この庭園にもあります。薔薇をはじめ指定管理者の株式会社グリーンダイナミクスが得意とする花々が四季折々の表情で来館者を歓迎してくれます。


一茶双樹記念館ではオリジナルカレンダーをプレゼント

 また、道路を挟んで向いにある一茶双樹記念館では、1月1日にご来館の方に一茶双樹記念館オリジナルのカレンダーと栞セットがプレゼントされ喜ばれました。両館の開館時間は9時~16時50分、月曜日が休館。杜のアトリエ黎明と一茶双樹記念館へは総武流山電鉄平和台駅が便利です。お問い合わせは管理事務所04-7150-5750(杜のアトリエ黎明・一茶双樹記念館共通)。


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