ぐるっと流山 オオタカのイラスト入りエコバッグ

ページ番号15911 更新日 平成21年2月6日

オオタカのイラスト入りエコバッグ 京和ガスが作製、さつき園でプリント

肩からも提げられます

 京和ガス株式会社(海老原堯社長)で、かわいらしいオオタカの家族のイラストが入った布製エコバックを作製しました。大きさは、縦横38センチ×36センチ、マチ幅も11センチあり、肩からも掛けられます。買い物などで、レジ袋代わりにマイバッグとして利用されると便利です。イラストのデザインは、向小金在住のデザイナー・延嶋恵さんが担当。つがいのオオタカが子育てをしているもので、とても温かみがあり「おおたかの森」のイメージにもピッタリです。このイラストを、駒木台にある流山市心身障害者福祉作業所「さつき園」で転写シートに印刷して、園生たちが既製の布バッグに一枚一枚アイロンがけでプリントしました。


便利なエコバッグ

 今回作製したエコバッグは300枚。京和ガス株式会社では、ノベルティーグッズとして使用したいと、住宅展示場でのイベントの際や本社ならびに流山おおたかの森駅前にあるショールーム「ジー・モア」で、ガス器具などを購入されたお客様を中心に配布していくそうです。同社の成松総務課長は、「デザインも良く、イラストの貼り付けもしっかりしています。お客様に好評ならば追加作製も考えています」とおっしゃっていました。


さつき園でアイロンプリント

 さつき園では、イラストがしっかりと生地に転写されるように、体重を乗せてアイロンをあてたそうです。園生たちは、火傷に注意しながらイラストを貼る場所を間違えないように一枚一枚丁寧に作業を進め、転写が終わったものは実際に手にとってしっかりと検品を行いました。さつき園といえば無添加でつくっているパンと焼き菓子が人気ですが、その他にも企業や個人から発注された各種封入作業や加工作業を行っています。施設長の小金丸さんは、「納期厳守と確実な仕上がりをモットーに作業しています。障害があっても、本人に合った支援があれば、様々な仕事をすることができます。まずはご相談ください」と語っていました。
 流山市心身障害者福祉作業所 さつき園 電話番号04-7154-5188


外国人向け観光マップ

 今回のバッグ作製は、市民団体の「グローバルながれやま(加藤恵子代表)」が企画提案したものです。以前、延嶋さんのデザインしたイラスト入りの外国人用市内観光マップを作った経緯があることから、今回のエコバッグ作製を企画。コンセプトは、オオタカのイラストによる「都心から一番近い森の街・流山」のアピール、障害者施設への作業提供、市内企業のイメージ向上、市内在住デザイナーの活用。これに、株式会社京和ガスが賛同して実現しました。グローバルながれやまでは、今後も他分野での活動を展開していくそうです。


延嶋さんがデザインしたオオタカの家族のイラスト

 デザインを担当した延嶋さんは、流山を知らない友人から「どんな所?」と聞かれると、「都心に近いのに、野生のオオタカが棲んでいるのよ」と自慢しているそうで、流山の誇りでもあるオオタカが安心して棲める環境作りをといった想いを込めてデザインを考えたとのこと。「このイラストを見た方が、『オオタカを大切にしよう』という想いを持っていただければうれしい」とおっしゃっていました。延嶋さんは、今回のデザイン料全額を、オオタカの生息する市野谷の森など市内の里山の保全活動を行っているNPO法人「NPOさとやま」へ、活動費の一部にと寄付されたそうです。


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