ぐるっと流山 ゆうゆう大学卒業式

ページ番号15673 更新日 平成21年2月23日

ゆうゆう大学で卒業式 門出を祝うジャズコンサートも企画

文化会館で

 2月19日木曜日、文化会館で「流山市ゆうゆう大学卒業証書授与式」が行われ、331人の中高年者が2年間一緒に学んだクラスメイトとの別れを惜しみました。同大学の学長である鈴木教育長が式辞で、市教委が力を入れている朗読音読のテキストの中から詩を読み上げて卒業生の門出を祝いました。式典では、教育委員会の奥田教育委員長の祝辞、卒業証書の授与、卒業生代表の謝辞などが行われました。


331人が卒業のときを

 流山市ゆうゆう大学は、60歳以上の中高年者が市内5会場で、2年間活動する場として公民館が運営している生涯学習の機会です。今回の卒業生は、平成19年春からこの日まで、健康や福祉、郷土などを中心とした教養科目と、パソコンや史跡探訪、文学などを中心とした選択科目を学び、昨秋には、学習成果の発表の場として学園祭を自主運営しました。


記念のコンサート

 卒業を記念して行われたコンサートは、「青春を再び、ここからスタート」と題して、30年以上の長いキャリアを持つプロミュージシャン達が「自分たちのジャズ」を追求するために集まったバンド「ザ・ドランカーズ」を招いて行われました。ビブラフォンが奏でる「卒業写真」をはじめ「A列車で行こう」、「ルート66」など即興性溢れる演奏を披露。ザ・ドランカーズの皆さんは「私たちは20代からずっと音楽を続け、これからも追求し続けていきます。皆さんと、“生涯”学習で頑張っていきましょう」と呼び掛けました。


ザ・ドランカーズが出演

 ザ・ドランカーズは、ドラムでリーダーの佐野充さん(ドラムを叩き続けて40年、ジョージ大塚氏に師事、その人柄とスティックさばきで個性の強いメンバーをきっちりまとめる)を中心に、テナーサックスの黒田一義さん(「ダン池田とニューブリード」「小野満とスイングビーバーズ」「ひばり&スカイ」、「藤家虹二オーケストラ」など、多くのセッションに参加。自らもPULSEを結成)。


ザ・ドランカーズが出演

  ベースの藤田わたるさん(高校時代より元大阪フィル主席コントラバス奏者南村初氏に師事。フリーのベーシストとして活躍しながら、ラテングループ「MARY&RICOS」を結成)。ギターの永井博道さん(平岡精二クインテット、稲盛康利トリオのメンバーとして、また、淡谷のり子、由美かおる等、タレントのバックバンド、講師、教則本出版など多方面で活躍)。ビブラフォンの板垣誠さん(ライブ・レコーディング・テレビ・ラジオ・CMなどさまざまなジャンルで活躍している。現在、藤家虹二クインテット、しらいみちよバンドなどに在籍。4本マレットを駆使した高い技術の演奏は、各方面から高い評価を得ている)の5人。


ザ・ドランカーズが出演

 客席の卒業生からの「スターダストをお願いします」などの声が飛んでも、笑顔でリクエストに応えて演奏。最後は、朝、一度だけ練習したという「流山市民の歌」をジャズアレンジで演奏。ギターの永井さんのヴォーカルと一緒に卒業生も合唱。ステージと客席がひとつになって盛り上がりました。この模様は、当日の夜、地元ケーブルテレビのJCNコアラ「デイリーニュース」で放送されました。


ザ・ドランカーズが出演

 ザ・ドランカーズの皆さんは、午後2時30分からは、生涯学習センターに会場を移し、同センターが主催した「流山ジャズコンサートVOL.1」にも出演。こちらは2時間の有料コンサートでしたが、平日の昼間にも関わらずジャズファンが詰め掛け、300席の多目的ホールは満席でした。同センターでは、ジャズやタンゴなどさまざまなジャンルの音楽イベントを開催していますが、3月20日祝日14時から流山出身の世界的なバンジョー奏者・青木研さんを招いてのコンサートを行うそうです。お問い合わせは、生涯学習センター(04-7150-7474)へ。


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