ぐるっと流山 ハートフルコンサート

ページ番号12960 更新日 平成22年2月9日

北部公民館で初のハートフル・コンサート ―春を待つ名曲の数々で聴衆を魅了―

ハートフルコンサートの様子

 「ソプラノ 新春の歌声」と題したコンサートが北部公民館(指定管理者:NPO法人コミュネット流山、堂下延代理事長)で2月6日土曜日に行われ、満員の盛況で賑わいました。これは北部公民館が地域に「ほんものの音楽を!」の意気込みで始めたハートフル・コンサートシリーズの第1回公演。流山市にお住まいの渡邉真弓さん(ソプラノ)と江崎宏子さん(ピアノ)のお二人が出演しました。


ソプラノとピアノで

 渡邉さんは東京藝術大学声楽家を卒業、日本音楽コンクール声楽部門入選ならびに聴衆賞などを受賞。また流山市市制施行40周年を記念して行われた「第九」のソリストとして記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。江崎さんは武蔵野音楽大学ピアノ専攻を卒業。ピアニストとして東京大学合唱団の定期演奏会はじめ数多くの音楽フェスティバルに出演されています。


渡邉さん

 渡邉さんはソプラノの美声で第1部ではシューベルトなどドイツ歌曲を、第2部では中田喜直はじめ日本歌曲を演奏されました。外国の歌には日本語の抄訳を朗読し、またそれぞれの曲にまつわるエピソードなどを解説されたのが親しみやすく、好評でした。「浅き春によせて」他二曲の作詞者である立原道造が、幼少の折、当地の新川小学校に在学したとのお話に皆さん感嘆しました。


江崎さん

 休憩をはさんで、江崎さんのピアノソロ演奏がありました。プログラムはメンデルスゾーンとショパン(幻想即興曲ほか)でしたが、今年はショパン生誕200年、メンデルスゾーン生誕201年にあたり、二人は親交があったとの解説も。渡邉さんから次回のハートフル・コンサートは5月に、その次は12月にクリスマスコンサートとして行いたいとのプランが発表され、大きな拍手を集めました。


託児所も設けられ

 盲導犬を連れたお客様、近隣のグループホームからの認知症の皆さんも参加されました。また、子ども連れのお母さんのための託児所が用意されゆっくりと聴いていただきました。最後に全員で瀧廉太郎の「花」を大合唱し締めくくりました。


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