ぐるっと流山 太巻き寿司教室

ページ番号12919 更新日 平成22年2月16日

房総の伝統郷土料理・太巻き寿司 76人がバラの花やさざんかなどの絵柄に挑戦

毎年人気の太巻き寿司教室

2月16日火曜日、市内3会場で太巻き寿司教室が行われました。これは米消費拡大の一環として行われたもので、南流山センター・初石公民館・北部公民館3会場76人の皆さんが、卵や野沢菜などを使ってバラの花やさざんかなど色とりどりの絵柄に挑戦しました。市農家生活研究会の皆さんを講師に開催される教室は参加者の皆さんにも好評で、今年も約2倍の応募をいただきました。


切り口がきれいな太巻き

まずは、花びらの部分になるピンクに染まったすし飯を、のりで巻いて細巻きを作ります。これに、にんじん、かんぴょう、野沢菜などで葉や茎を作り、外側を薄焼きの卵で巻いて完成です。切ってみるまでは、どんな絵柄になっているか分かりませんが、皆さんきれいな「さざんか」ができていまいした。今回挑戦した、「さざんか」や「バラの花」は比較的初心者向きの絵柄だそうで、講師の皆さんの中には、10種類以上のレパートリーを持つ方もいらっしゃるということです。


郷土料理の太巻きに挑戦

房総に伝わる郷土料理として、古くから冠婚葬祭の際に親しまれてきた太巻き寿司の歴史には諸説ありますが、千葉県農業改良協会「房総のふるさと料理」によると、発祥は170~180年前で、葬儀の際、ずいき(芋茎:サトイモやハスイモの葉柄)を甘辛く煮て芯にしたのが巻き寿司の始まりといわれるそうです。かんぴょうを赤く染めて祝い事にも使うようになったのは、70~80年ほど前からのようで、現在では県内全域に広がり、その絵柄も100種類を超えるということです。


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