ぐるっと流山　グリーン・ぐりーん大作戦

美田自治会が環境大臣賞を受賞　「グリーン・ぐりーん大作戦」でストップ温暖化

2月15日、美田自治会の杉浦副会長ら役員が市役所を訪れ、井崎市長に環境大臣表彰の受賞報告を行いました。美田自治会は13日と14日に、ニューピアホール(港区)で行われた「ストップ温暖化『一村一品』大作戦」全国大会2010に千葉県代表として出場し、同賞を受賞したものです。この大会は環境省の3カ年事業として今回で3回目を迎え、全国47都道府県において、低炭素社会の実現とストップ温暖化に向けて、独自の取り組みを行っている団体を表彰しています。

美田自治会では今回「グリーン・ぐりーん大作戦・みんなで計ってガッテン! CO2CO2ダイエット」と題し、グリーンカーテンの普及を目指してゴーヤ苗の無料配布やグリーンカーテン作り講座を行ったり、広報紙やクチコミでぐりーんバスの利用者を増やして、自家用車からのCO2排出量の削減を図るなど、さまざまな温暖化防止への取り組みを行いました。

初日の13日には、全国から集まった各団体による4分間のプレゼンテーションが行われました。美田自治会はリハーサルで何回も練習を重ね、グリーンカーテンの温度測定、ぐりーんバスの運行をユーモアたっぷりに演出。出演者も自治会の皆さんだけでなく、温度測定に協力した温暖化防止ながれやまや江戸川大学ライフデザイン科の学生、さらに千葉県地球温暖化防止活動推進センターからも参加し大変盛り上がりました。

14日の審査結果発表・表彰式とあわせ、2日間で延べ1,300人が会場を訪れました。14日の午前中は各団体代表者による意見交換会「IPPINカフェ」と各県代表団体のポスターを使っての「IPPIN ギャラリー」が開催されました。当日は、国会開会中のため小沢環境大臣の代理で田島一成環境副大臣が表彰授与式に出席されました。千葉県ブースに立ち寄られた田島副大臣は、1枚のポスターに込めた「美田モデル」の説明に、「継続発展性のある素晴らしい取り組みですね。これからも頑張ってください」と声をかけてくださいました。

最優秀賞などの特別賞には届かなかったものの、インターネットによるウェブ投票では全国で4位に入りました。市長室で杉浦副会長は、「さらにバージョンアップをして、積極的に温暖化防止活動に取り組んでいきたい」と今後の抱負を語ってくださいました。井崎市長は「市内の他の自治会にもこの温暖化防止活動が広まっていくことが重要です。これからも頑張ってください」と激励しました。