ぐるっと流山　新選組ガイドツアー

流山の本町界隈で早春を満喫 　新選組ガイドツアー、クイズウォーク

　早春の観光キャンペーン「ちばのふるさと満喫フェア　新選組ガイドツアー及びクイズウォーク」が3月27日・28日の2日間、商工会館を受付場所とし、流山市の本町界隈を中心に行われました。これは、江戸時代から明治時代の歴史を訪ねようと、千葉県、流山市、流山市観光協会、新選組流山隊の共催で行われたものです。

　27日の新選組ガイドツアーは、ガイドのほか、昼食、講演付きで参加費が有料のツアー。事前申し込みで、流山市内をはじめ、葛飾区、三郷市、船橋市、松戸市、我孫子市などから42人が参加し、新選組流山隊（松下英治隊長）のガイドで、流山市立博物館→矢河原の渡し跡→丹後の渡し跡→赤城神社→光明院→一茶双樹記念館→近藤勇陣屋跡と、新選組ゆかりの地などを巡りながら約4キロの行程を楽しみました。

　27日は晴天にも恵まれ、矢河原の渡し跡から丹後の渡し跡へ向かう江戸川の土手沿いのコースでは、菜の花が一面に咲きほこり参加者の目を楽しませてくれました。流山の老舗料亭「柳家」で、柳家特製ランチメニューに舌鼓をうった後、松下英治さんによる新選組と流山の関わりなどについてのミニ講演も行われ、参加者は興味深く聞きいっていました。

　講演終了後、流山の広小路界隈をめぐり、ツアーの締めくくりは、「近藤勇陣屋跡」。参加者全員で記念写真を撮って解散となりました。松戸市から参加された鈴木敦義さんは、「新選組ファンなので、今回のガイドツアーでいろいろな話を聞くことができて良かった」と話してくださいました。また、市内にお住まいのご夫婦は、「市内に住んでいても知らないことばかりで、流山の良さを再発見できた」と喜ばれていました。

　28日は約100人が参加して、クイズウォークが開催されました。9時30分から商工会館でマップとクイズの問題が掲載されたパンフレットを入手すると、クイズウォークのスタートです。マップにはクイズ問題の答えのヒントとなるポイントが10か所、問題と同じナンバーで記され、その場所を巡ると答えが分かるようになっています。参加者はマップの推奨ルートに沿って流山の本町界隈を巡りました。

　この日は、市内の2つのボランティアガイドの方々にも協力をいただき、浅間神社や常与寺、近藤勇陣屋跡周辺を流山史跡ガイドの会（青柳孝司会長）が、赤城神社や一茶双樹記念館周辺を流山史跡探訪友の会（中村欣正会長）が参加者にガイド付きの案内も行われました。また、赤城神社では、新選組流山隊が4回に渡り演武を披露し、参加者の目を楽しませてくれました。最後は、クイズラリーのゴールとなっている商工会館に到着した順にお楽しみ抽選会が行われ、参加者は、株式会社ファンケル美健や流山市ふるさと産品協会からご提供いただいた豪華な抽選賞品をお土産に笑顔でした。