ぐるっと流山 江戸川の土手が黄一色に

ページ番号15383 更新日 平成21年4月2日

江戸川土手を黄色く染める一面の菜の花 春の彩を感じる黄色いじゅうたんは小さいお孫さんの一言がきっかけでした

黄色のじゅうたんを敷き詰めたような土手

 東葛病院近くの江戸川土手の菜の花が見事です。午後から日差しも暖かくなった4月2日。江戸川土手のサイクリングロードには、たくさんの家族連れや、ジョギング、ウオーキングをする方々が土手一面を黄色く染める菜の花を楽しんでいました。


黄色の菜の花と青空

 この日は、菜の花の種を摘み、少しずつ少しずつ広げてきたという寺嶋さんにお話を聞くことができました。寺嶋さんが菜の花の種を蒔き始めたのは10年前。お孫さんの一言がきっかけだったといいます。土手にピクニックに来た寺嶋さんとお孫さん。当時はパラパラとしか咲いていなかった菜の花を見たお孫さんが「じじ、もっといっぱい咲いていたらきれいなのにね」と残念そうに話したといいます。


散歩やウォーキングする人も多く

 一念発起した寺嶋さんは、枯れた後の種を摘み10年かけて一面の菜の花畑を作り上げました。土手は国土交通省管轄のため、地元県議を通し、枯れた菜の花の刈り取りを種摘みが終わるまで遅らせるよう要望するなどの苦労を重ねたといいます。最近では、周囲の自治会の方々も協力してくれ、現在のような見事な菜の花畑になりました。それでも中には、菜の花をみんな摘んでいってしまう心ないギャラリーもいるそうです。みんなで楽しむ菜の花畑ですから、マナーを守って摘み取りは控えるようお願いします。


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