ぐるっと流山　第39回駅ライブ

駅ライブに人気デュオ「MYUSIN」が出演　ハイトーンボイスと美しいハーモニーで観客を魅了

　4月18日（土曜日）、流山おおたかの森駅のTXグランドアベニューでハイトーンボイスとハーモニーが魅力のデュオ「MYUSIN」による駅ライブが開かれました。静かにギターが弾かれ、スマップのヒット曲「夜空ノムコウ」でライブはスタート。そのハイトーンな声とアコースティックギターが瞬く間に会場を包みこみました。

　ヴォーカルの橋本圭亮さんとギター＆ヴォーカルの今井輝男さんの2人組の「MYUSIN」(ミュージン)。2006年、柏のストリートライブで声がかかり、それが縁でBAYFM Groove From K-Westの音楽コンテスト「うた魂」に出場し、100組以上の中から、見事にグランプリを獲得した実力の持ち主のMYUSIN。その魅力は何と言ってもハイトーンとハスキーのコーラスワークといわれています。

　コンテスト優勝をきっかけに2007年3月までGroove From K-Westの準レギュラーを務めたあと、サンプラザ中野さんが自ら彼らをスカウトし、中野さんがプロデュースを務める地域密着型音楽レーベル「柏兄弟」より2007年5月CDデビューを果たしました。その後は、精力的なライブハウスやストリートでのライブ活動に出演、すでに500本を超えるライブ演奏を経験しています。その経験は、今回の駅ライブでも活かされ、曲と曲の合間でのお客様とのトークもとても自然に行われ、橋本さんの突っ込みに、うまく乗りながらとぼけて、また突っ込む今井さん、まるで漫才のような掛け合いが、よりお客様との距離を近づけていました。

　ファーストステージのラストで披露された、「オープニング」という歌の中には＜届け僕らの唄よ＞という歌詞が織り込まれており、まさに、その勢いが会場に溢れました。曲の途中にお客様からのMYUSINへの突然のプレゼントもされて、彼らの人気の高さを感じたひと時。セカンドステージでは、彼らの持ち味を出したSAY YESのカバーも披露、その他アルバム「from street」をはじめ、他全7曲を歌い上げ、アンコールも披露。この駅ライブでさらに、「MYUSIN」のハーモニーデュオが大きく広がる予感がしました。

　そんな、アーティストの成長も楽しみな駅ライブも今回で39回目、様々なジャンルのアーティストを応援してきた駅ライブ実行委員会（宮原哲也実行委員長）。5月は、駅ライブで力を付けた二組のアーティストが登場。5月16日(土曜日)には市柏OBで構成されるジャズバンド「ラ・フィエスタ」が17時と19時。5月29日(金曜日)には、ついに駅ライブからメジャーデビューする「金子知里」の記念ライブが18時と20時の2回開催されます。お問い合わせはT＆T（03－3836－8600）へ。