ぐるっと流山 利根運河自然体験ウオーク

ページ番号15310 更新日 平成21年4月28日

「日本オランダ年2008-2009」認定事業 第4回利根運河自然体験ウオークに80人が参加

小坂会長が挨拶

 4月26日日曜日、流山市観光協会(古坂稔会長)の主催による「利根運河自然体験ウオーク」が行われ、約80人の参加者が新緑の利根運河をウォーキングしさわやかな汗を流しました。4回目となる今回は、明治期に地域の発展に大きく貢献し、現代において数多くの動植物・自然を残す利根運河を完成させたオランダ人ムルデル技師の功績を地域と共に再認識し、日本とオランダの交流を活性・促進するため「日本オランダ年2008-2009」の事業認定を受けての開催となりました。


野鳥コースと野草コースに分かれて

 「日本オランダ年2008-2009」とは、2008年が日蘭修好通商条約締結150周年、2009年が日蘭貿易開始400周年という記念すべき年ということから、様々な記念祝賀行事が日本とオランダの両国で開催されているものです。前日は強い雨が降り天候が心配されましたが、当日の朝には雨もすっかりあがり、絶好のウォーキング日和となりました。


橋井さんが運河の歴史などを説明

 今回は、「日本オランダ年2008-2009」認定事業であることから、利根運河の歴史や日本とオランダの交流を参加者にも知っていただこうと、オランダに詳しい橋井一雄さんに参加いただきました。橋井さんは、まだ戦後の影響が残る昭和37年から39年にオランダ外務省が募集した外国人留学生に応募し、難関を突破して見事合格、南オランダのアイントホーベン大学化学工学科で研究をされ、日本人留学生のパイオニア的活躍をされた方です。このオランダ留学をきっかけに、現在、日蘭協会に所属し、日本とオランダの交流のために活動されています。


新緑の利根運河をウオーキング

 橋井さんは、運河の歴史とムルデル技師の活躍、日本とオランダの交流について分かりやすく説明され、「自然だけでなく運河の歴史的背景も思い浮かべながらウォーキングをすれば、より充実した一日を過ごせるのでは」とおっしゃっていました。なお、橋井さんは今年74歳になられますが、その英語力から今でも翻訳家としてお仕事をされているそうです。


JCNコアラも撮影に

 お話しの後、NPOさとやまの皆さんからウォーキングの概要説明があり、6班に分かれて出発。「眺望の丘」、「東深井古墳の森」、東京理科大学敷地内の「理窓会記念自然公園」、「利根運河交流館」に立ち寄りながら、12時30分頃にゴールとなりました。ゴール地点では、観光協会の皆さんが用意してくださった豚汁が配られ、お腹をすかせた参加者から喜ばれていました。参加した皆さんは、「歴史と自然があふれる新緑の運河を満喫することができました。来年もまた参加します」という声が聞かれました。


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