ぐるっと流山 日曜情報センター

ページ番号15309 更新日 平成21年5月14日

「今、和わたがおもしろい!」 日曜情報センターでオーガニックな暮らしをPR

おおたかの森出張所ロビーで開催

 日曜と祝日におおたかの森出張所ロビーで開かれる日曜情報センター。4月26日には、オーガニックな暮らしをめざすネットワーク主催の市民講演会と糸紡ぎワークショップ「今、和わたがおもしろい!」が行われました。去年の5月に開催した市民講座「無農薬で庭を楽しむ」の第2弾として行われたものです。


和わた

 オーガニックな暮らしをめざすネットワークは、2008年1月に発足し農薬を使わないなど、人や環境に優しい社会をめざした活動をしています。現在ほとんど絶滅しかかっている日本在来の和わたに注目し、昨年、流山市の新川耕地にて無農薬で栽培し収穫しました。日本の和わたは栽培しやすく大気を浄化してくれ、広まれば地球温暖化防止にもなる、環境にやさしいすぐれた植物だそうです。


宮本さんの講演

 市民講座では、日本民具学会会員の宮本八恵子さんによる、日本の布、衣服の歴史についてお話がありました。日本でも40年ほど前までは身近に和わたが栽培され、流山でも和わたのふとんをつくり嫁入り道具としていたそうです。綿は生産効率がよく、肌さわりも保湿性もよいので庶民の間で衣料として浸透しました。それまでの衣服より薄手で動きやすく所作が目立つために、女性が仕草に気をつけるようになり、昔より女性の所作がしとやかで美しくなり、綿は衣服改革をおこしたというお話もでました。


糸紡ぎにチャレンジ

 市民講座の後は、新川耕地で収穫した流山産の和わたで糸紡ぎにチャレンジしました。糸紡ぎ指導は狛江市の民家園で綿つくりや糸つむぎのボランティア活動をしている福原栄子さん。みなさん綿から糸に仕上げていく過程を体験し「難しいですけど慣れるとハマりそうですね」など昔ながらの素朴な作業を楽しんでいらっしゃいました。


多くの来場者が

 オーガニックな暮らしをめざすネットワークは「都心から一番近い森の街」を受け、さらに「人が安心して過ごせる緑の街」をつくっていけたらと活動していくそうです。
 お問い合せは
オーガニックな暮らしをめざすネットワーク:越智さん04-7156-1773
 なお、日曜情報センターに関するお問い合わせは流山市マーケティング課04-7150-6308へ。


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