ぐるっと流山 親子でネイチャーゲーム

ページ番号15307 更新日 平成21年5月1日

新緑の森の中で自然を満喫 親子でネイチャーゲームを楽しむ

新緑の森で

 第4回森の学校「森とあそぼう!」~親子で楽しむネイチャーゲーム~が4月29日、東深井地区公園の森を会場に開催されました。森の図書館・NPO法人ながれやま栞主催で行われたもので、当日は10歳までの子どもと親の21組57人が参加しました。ネイチャーゲームの目的は、ゲームの勝敗を競うことや、ゲームをこなすことではなく、五感を使って自然を直接体験し、ゲームを通して自然の不思議や仕組みを学び、自然と自分が一体であることに気づくことです。


21組57人が参加

 主な特徴としては、「知識や年令に関係なくできる」「町中の公園や学校の校庭でも手軽にできる」「様々な感覚を使って自然を直接体験できる」「大人と子どもが一緒に楽しめる」「参加者の心と体の状態にあわせた展開ができる」といったことです。また、この「自然への気づき」は、環境教育の推進にも役立ちます。


森の案内人は風見さんが

 森の案内人は、こうのす台にお住まいの森林インストラクター・風見信昭さんが務めてくださいました。里山とは?森とは?ネイチャーゲームとは?について説明があり、いよいよ新緑の森へ入りゲームが始まりました。1)音いくつ…眼を閉じて聴覚を集中させて音を数えることにより、まわりから聞こえる音に気づく。僅かな音の違いを感じ分け、森の静寂さに気づく。


さまざまな方法で自然体験

2)サウンドマップ…聴覚をとぎすませ、音を地図に表す事でその環境や生き物の様子に気づくことができる。書いた地図は並べて、どんな音をどんな記号で表現したか発表し合う。3)カメラゲーム…自然の一瞬の美しさや面白さを捉える。目隠しをしてカメラになった親子が、一瞬目隠しを外した時カメラのシャッターを切るように、今見た様子を覚え後でその見た様子を描く。


参加者全員でゲームを

4)私の木…木への親しみを深める。親子が交替で目隠しをして自分の木に案内する。目隠しをしたまま、木を触り、形や特徴を覚え、後でその木を探す。自分の木は、次回東深井地区公園に来た時、1年後、2年後…と見守り続ける。5)こうもりと蛾…自然界で生きていく為に「食う・食われる」の関係を、実際に体験しながら学ぶ。参加者が輪になって手を繋ぎその中に目隠しをしたこうもり役と蛾役が複数入って、「こうもり、こうもり」「蛾・蛾」と声を出しながら、音だけこうもりが蛾を捕らえる。


木肌を目隠しをして触ると

 こうしたゲームを楽しみながら参加者は、新緑の森の中で、めずらしい欄の花や昆虫に出会い、葉っぱやごつごつした木肌に触り、自然を満喫しました。親子4人で参加された田口さんは、「いつも来ている場所が、違った場所のようで楽しかった」。3年生のともやくんは、「今日やったゲームを学校のレク係に教えて広めたい」と感想を話してくださいました。


珍しい野草も

 次回の第5回森の学校は、「謡い・舞う幽玄の世界」~あなたも能の美しさにふれてみませんか~です。お楽しみに。
日 時 5月17日(日曜日)13時30分から15時30分まで
場 所 森の図書館視聴覚室
出 演 直扇会(流山市能楽研究会)
参加費 無料
定 員 50人(申し込み不要、直接会場へ)
主 催 森の図書館・NPO法人ながれやま栞
問い合わせ 森の図書館04-7152-3200


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ