ぐるっと流山 東葛消防操法大会

ページ番号14969 更新日 平成21年7月6日

火点は前方の標的 水利は・・・ 東飾消防操法大会に9市消防団が参加

演技開始

 7月5日日曜日、第28回財団法人千葉県消防協会東葛飾支部消防操法大会が市総合運動公園陸上競技場で開催され、流山市、市川市、船橋市、松戸市、野田市、柏市、我孫子市、鎌ヶ谷市、浦安市の9市の代表消防団が、長期間の訓練で磨き抜かれた操法技術を競いました。出場選手115人の見事な操法技術に、来賓、消防関係者、各市の応援団やご家族など、1,000人を超える方々が周囲から熱い声援を送りました。


選手宣誓

 消防操法大会は、想定された火点に放水を行い撤収するまで、ポンプやホースなどの操作を速く正確に行うとともに、動作の規律状況を競うものでポンプ車の部と小型ポンプの部に分かれて実施されます。開会式では、開催市を代表し井崎市長が、「日ごろの練習の成果を存分に発揮してください」と激励。選手を代表して流山市消防団第4分団の小山正典さんが、「精一杯頑張ります」と高らかに選手宣誓を行い、競技が開始されました。


ホースを担いで走る

 「火点は前方の標的 水利はポンプ右側後方防火水槽・・・」。指揮者のはっきりとした大きな声での指示。ホースを担いで全力疾走、素早くつなぎポンプから送水。目標の火点めがけて勢いよく放水。各隊員のきびきびとした動作に、会場内からは大きな歓声と惜しみない拍手が送られました。流山市からは、ポンプ車の部に第4分団(海老原充議分団長 木、南流山6・8丁目)が、小型ポンプの部に第6分団(古川和正分団長 西平井、平和台2~4丁目)がそれぞれ市を代表して出場しました。審査は、各市の消防局・本部から選ばれた審査員が、厳正に行ないました。


ホースをまっすぐに伸ばす

 審査の結果は次のとおりです。
【ポンプ車の部】
▽最優秀賞(1位)=浦安市消防団第1分団
▽優秀賞(2位)=市川市消防団第22分団
▽優良賞(3位)=柏市消防団第3方面隊第6分団
▽以下努力賞=流山市消防団第4分団、野田市消防団第19分団2部、鎌ヶ谷市消防団第7分団、我孫子市消防団第1分団、松戸市消防団第6分団、船橋市消防団第13分団


放水開始

【小型ポンプの部】
▽最優秀賞(1位)=柏市消防団第4方面隊第6分団
▽優秀賞(2位)=野田市消防団第22分団2部
▽優良賞(3位)=流山市消防団第6分団
▽以下努力賞=我孫子市消防団第14分団、市川市消防団第17分団、船橋市消防団第10分団、松戸市消防団第24分団
 それぞれ最優秀賞、優秀賞を受賞した分団は、7月25日に開かれる千葉県消防操法大会に東葛支部を代表して出場します。


火点めがけて放水

 個人最優秀賞(敬称略)
【ポンプ車の部】
▽指揮者=柏市消防団 海上 洋
▽1番員=松戸市消防団 中台浩司
▽2番員=流山市消防団 我如古大輔
▽3番員=浦安市消防団 堀木修吾
▽4番員=浦安市消防団 榎本行宏
【小型ポンプの部】
▽指揮者=我孫子市消防団 平川 誠
▽1番員=野田市消防団 栗原将文
▽2番員=我孫子消防団 増田裕志、柏市消防団 松山孝史
▽3番員=野田市消防団 小倉 智


流山市消防団第6分団が3位に

 小型ポンプの部に出場した流山市消防団第6分団の皆さんは、3月から週1回の練習を開始し、4月からは週3回に増やしてこの日に備えたそうです。皆さん仕事を持っていらっしゃるので、練習時間は主に夜の8時から10時。指揮者を務めた安田琢さんは、「優良賞もうれしいが、練習どおりの操法ができて満足です。最近は団員の年齢層も高くなってきているので、若い人に入って欲しい。入団を不安がる人もいますが、とても和気あいあいとしていて絶対楽しい」と演技を終えてほっとした様子でした。


最優秀2番員になった我如古さん

 ポンプ車の部で最優秀2番員となった第4分団の我如古大輔さんは、「個人賞の受賞は、指導してくださった消防署の方々や同じ分団の仲間たちのお陰です。これを励みに、より一層精進し地域貢献につなげたい」と喜びを語ってくださいました。消防団員は、日頃それぞれの職業を持ちながら、自らの郷土を守るという精神で、24時間365日災害に備えています。その活動は、火災現場への出動だけではなく、台風や集中豪雨等、様々な防災活動を行なっています。さらには、地域に密着した防火・防災の指導や巡回パトロール、地域の祭礼や行事への参加と幅広い活動を行なっています。消防団に関する問い合わせは、消防本部総務課(7158-0299)まで。


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