ぐるっと流山 ホタル野のホタル観賞会

ページ番号14744 更新日 平成21年8月7日

NPOホタル野のホタル観賞会に700人 夏の夜空を清らかな光が彩りました

2日間で約700人がホタル観賞に

 7月31日、8月1日の2日間、NPOホタル野(前川利夫理事長)が開催する恒例のホタル観賞会が行われました。これまで1日のみで行われていた鑑賞会を、今年は初めての2日間開催。2日間で700人近い皆さんが、ホタル観賞を楽しみました。


100匹以上のホタルが夜空に

 ホタル野が実施している市内各所での定例調査では、前日の7月30日、ホタル野田んぼでは111匹のホタルの光を確認しています。今年のホタルの発生数は、例年よりも多い飛翔数が報告されており、6月19日に10匹が確認されたあと徐々に増え、観賞会を待っていたかのように、100匹以上が7月末から姿を見せてくれました。清らかな光を放っているのは、もともとこの田んぼにすんでいたヘイケボタルたちです。


手にとまったホタル

 ホタルの子育てボランティアや、春の幼虫放流に参加した皆さんも多数いらっしゃったようで、「春にここへ幼虫を放流したので、ずっと気になっていました。あれがぼくが放したホタルかなと思って見ました」という小学生や、「母が一生懸命にホタルの子どもを育てていて、今日はぜひに」といらっしゃった方など、皆さんホタル観賞を楽しんでいただいたようです。NPOホタル野では、「ホタルの子育てボランティア」を先着100人で募集しています。詳細はホタル野ホームページをご覧ください。


春に行われた放流会

 ホタルが飛翔する新川耕地のホタル野田んぼは、NPOホタル野が2反半を地主さんから借りて、農薬を一切使わずに米づくりをしています。もちろん除草剤も使いません。会員や市民が人力で草取りをしている安全安心の健全な田んぼで、今年からさらに不耕起・冬期湛水(ふゆみずたんぼ)農法を取り入れています。田んぼを耕さず、冬場も田に水をためておく農法で、「生きものいっぱいの稲作」とも呼ばれます。今年のホタルの多さは、この農法の効果かもしれません。
 


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ