ぐるっと流山 森の図書館で朗読会や映画会

ページ番号14742 更新日 平成21年8月4日

 森の図書館で平和を祈るポスター展 朗読会や映画会も実施

原爆写真ポスター展

 平和都市宣言を行い世界の恒久平和を願っている本市では、毎年、終戦記念日を前に「広島長崎原爆写真ポスター展」を開催していますが、今年は、市役所1階ロビー、森の図書館、生涯学習センターの3会場で行っています。森の図書館では、ポスター展の展示期間にあわせ、8月1日土曜日に「平和を祈る朗読会」が開催されました。出演は朗読グループ「こもれび」の4人の皆さんです。


朗読会

 第1部の~小さな祈り~では、実際の体験をもとにした「広島詩集」から、小学2年生の「先生のやけど」、3年生の「おとうちゃん」、5年生の「折づる」、「わたしが一番きれいだったとき」など11篇。第2部の~平和を願う~では、「凧になったお母さん」、「えんぴつびな」、「かわいそうなぞう」、「戦争で死んだ兵士のこと」を朗読。うち2作はバックに絵本を写し出してより臨場感を高めました。重いテーマですが、聴く方に好評でした。


朗読グループこもれびの皆さん

 当日は、市内はもとより柏市や松戸市からも来館し、小学生から80歳代の69人の方がお聴きになりました。70歳代の方は、「いろんな目を通して戦争を語り継いでいく事の大切さと皆さんの努力に感動しました。孫たちにも聴かせてやりたかった。今日は涙がいっぱい出ました」。50歳代の方は、「小学生の時、授業で聞いた広島の詩やえんぴつびなの話を思い出しました。印象深く、その後も子育てに影響しています」。20歳代の方は、「初めてこのような朗読を聞きましたが、本当に良かったです。また聞きたいと思いました」といった感想が寄せられました。


疎開をイメージした創作人形

 翌8月2日日曜日は、「平和を祈る映画会」も行われました。アニメーション映画の「青い目の人形物語」、「おばけ煙突のうた」が上映され、小さなお子さんからお年寄りまで家族連れを中心に58人の方々が来場しました。森の図書館では、8月16日まで広島長崎原爆写真ポスター展とギャラリーの展示ケースに博物館の所蔵品をお借りして、戦争と戦時中の市民の生活に関する「鉄かぶと、防空頭巾、配給切符、写真など」が展示されています。また、市内にお住まいの創作人形作家・恋塚明子さんの思い出を基に創作された、「疎開するお兄さんお姉さん私」の人形と疎開先に届いたお父さんからの子どもを気遣う内容の手紙も展示中です。


博物館の所蔵品を展示

森の図書館の次回の朗読会は
 第7回森の学校朗読会
 太宰治 生誕100年によせて「太宰治の世界」~生まれてすみません
【日時】 10月3日土曜日13時30分~15時
【出演】 朗読グループ「こもれび」の皆さん
【内容】 新釈諸国噺「裸川」、「清貧譚」、「葉桜と魔笛」ほか※内容は変更する場合もあります
入場無料で申し込み不要です
【問い合わせ】 森の図書館 04-7152-3200


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